【感想】 数の世界 ~ シナジーの仲間たちから ~ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

シナジースペースの仲間のとくちゃんかずよしちゃんが、

私の本

 

『数の世界 自然数から実数、複素数、そして四元数へ』

 

を読んでくださいました。

 

 

最初に、とくちゃんの感想から紹介します。

 

とくちゃんは 「闘わない弁護士」 、愛と承認を胸に秘め、法廷で活躍されています。

 

 

 

~ 以下、とくちゃんの感想 ~

 

 

私がシナジーの経営者研修で出会った数学者の一人、畏友松岡まっちゃん学先生の「数の世界」が、あの講談社ブルーバックスから出版されました!

 

さっそく読み始めたのですが、数って「発見」するものなんだ、ということがまず驚きです。

 

ホッテントット族には1.2.たくさん、と言う概念しかなくて、3個以上のものはみんな「たくさん」だと聞いたことがあります。 彼らにとっては3とか4ってのがあると知ったらそれがもう発見ですよね。

 

松岡まっちゃんのこの本で初めて知ったのですが、僕が高校時代に数IIIで習った虚数だの複素数の向こう側に四元数があり、八元数があって、四元数はオランダのハミルトンと言う人が「発見」したんだって。

 

写真はハミルトンが四元数を発見した喜びを刻み込んだダブリンの橋のプレートだそうです。

 

四元数の最初のところに、ハミルトンが四元数を見つけるまでの苦しみ、見つけた時の歓喜のことが書いてあるのですが、その後、まっちゃんはハミルトンについてこう書いています。

 

「(四元数を発見した)1843年を境に、ハミルトンは四元数の研究を推し進める一方、私生活では孤独になっていきました。 ハミルトンは、散らかされた計算用紙と食べかけのパン、酒ビンの山に囲まれた部屋で、孤独な生涯を終えたといいます。」

 

数学の世界にいながら、アドラー心理学も研究している、数学も人も愛して止まない、松岡まっちゃんらしい好著です。

 

 

~ 感想ここまで ~

 

< 徳岡弁護士のFacebookから >

 

 

 

一方、

 

UI志援コンサルティング代表取締役のかずよしちゃんは、

私の本を宇都宮で入手して、一杯やりながら楽しんでくださっています。

 

 

~ かずよしちゃんの様子 ~

 

 

まっちゃんこと松岡先生の新著「数の世界」が宇都宮の書店でも手に入りました!

 

先日のまっちゃんのレクチャーがあまりにもおもしろく、改めて理系な自分を知りました!これから楽しんで読みます!

 

< かずよしちゃんのFacebookから >

 

 

 

とくちゃん、かずよしちゃんの行動に、

私は暖かな気持ちになり励まされました。

 

とくちゃん、かずよしちゃん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

◆ 『数の世界』

 

自然数から実数、複素数、四元数、八元数への

「数」 の広がりについて紹介しています。

 

 

 

数の世界 自然数から実数、複素数、そして四元数へ (ブルーバックス)

(Amazon)

 

 

◆ 数のひろがりに興味はある方は、次のコラムをご覧ください。

   広がりゆく数の世界

 

 

◆ 算数・数学コラムの一覧は、次をご覧ください。

   算数・数学コラムの一覧