初めて算数・数学セミナーをしたときのこと  ~横浜・品川にて~ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

私はそれまで、高校生や大学生に数学を教えていましたが、
一般の方々に向けて数学を発信したいと思うようになりました。

社会への啓蒙活動は大事だと感じていました。

なぜなら、

世の中、算数や数学が難しいと感じている人は多いと思うのです。

そんな状況に、寂しいなぁと感じていて、
なんとかしたいという思いがずっとありました。



それに大人になってからも、
数学的な発想を身につけることは
よりよく生きるために大切だと感じているからです。

 

 

 


思うのですが、

子どもの算数の好き嫌いは、親の影響もあると思うのです。

親が算数をできるとか、できないとかではなく、
気持ちの問題だと思うのです。


どういうことかというと、

親が、”算数は難しい” と思っていると、
知らず知らずのうちに態度にでるというか、
そのような雰囲気が子どもに伝わると思うのです。

たとえば、親が何気なく 「算数は嫌い」 と言った言葉が、
子どもに伝わり、無意識のうちに子どもも算数が嫌いになったり、

そんなこともあると思うのです。


なので、

 

親の算数への気持ちや向き合い方というのは、
とても大事なことだと私は思っています。



そんなことから、一般のママさんやパパさんに向けた
算数・数学セミナーをしたいと思いました。


そんなとき、横浜のジョーナさんの主催で、
横浜で算数セミナー、翌日には品川で算数質問会を
開催させていただくことになりました。

ジョーナさんは保育士の経験もある子育てアドバイザーです。

経験も豊富で、とても頼りになる存在だと感じました。

そして何より、私の初めての一般向け算数セミナーを
企画してくださり、感謝の気持ちに包まれました。



セミナーの当日、ママさんたちに加えて、
琉球大学の日熊先生も参加してくださいました。

算数セミナーでは、


・子どもの算数力を育てる親のあり方
・岡潔先生の話
・子どもと信頼関係を築くためのワーク

など、3時間近くの盛りだくさんの内容となりました。


セミナー終了後の参加者さんたちの笑顔を見て、
開催して本当に良かったなぁ、としみじみ思いました。

 

 

 


翌日は、品川でお茶を飲みながら、
少人数で算数や教育の話ができました。


それまで私は、一般の方々に向けた算数・数学講座をしたいなぁ、
と漠然と考えていましたが、

このときの横浜、品川の講座により、
算数・数学セミナーへの第一歩を踏み出したように感じます。
 

 

 

 

<算数エッセイ>

ケヤキ並木とカフェと算数セミナー  ~仙台にて~

 

小学校の算数の教育について、自分自身への問いかけ

 

算数エッセイの一覧

 

 

<算数コラム>

お母さんが読むだけで、子どもの算数や数学の成績が上がるコラム