突然ですが、
私はタンポポが好きです。
この「好き」という感情は人によって違います。
つまり、
タンポポが好きな人もいれば、 すみれが好きな人もいれば、 レンゲが好きな人もいます。
このように人によって感じ方が違うことを主観といいます。
一方、
たんぽぽの花は黄色
というのは事実ですから、人の感じ方によりません。
このように人によらない事実のことを客観といいます。
(白いタンポポもあるみたいですが、それは今はおいておきますね)
さらに、
タンポポの花言葉は
「真心の愛」
というのは、人の感覚によらない事実ですから客観です。
(タンポポの花言葉は、人の感覚によらずに決まっていますからね。)
この花言葉を聞いて、
「素敵だなぁ」と感じるのは主観です。
このような主観と客観を意識できれば、数学の理解に役立ちます。
なぜなら、数学では客観的に分析する能力が必要だからです。
アドラー心理学では、
人は主観の世界に生きている
と考えます。
感じ方は人それぞれですから、
私たちは、日々主観的に何かを感じているわけです。
日常生活では、主観も客観も両方大切。
ところが、、
客観的な姿勢は、ある程度意識(訓練)しないと
身につきにくいような気がします。
事実を事実としてみる姿勢
は数学だけでなく、
普段の生活や仕事をする上でも役立つと思います。
なぜなら、
何か出来事が起きたとき、
「うれしい」「悲しい」という感情だけではなく、
事実を事実としてみて、
状況をしっかりと分析した上で、
今後の進むべき方向を決めることが大事なのではないでしょうか。
このように、
数学的な姿勢は人生にも役立つのです。
ですから、お母さん、お父さんは、
子どものためにも、自分自身のためにも
主観と客観ということを意識するといいかもしれませんね。