解答第1弾!!
遅くなってしまいましたが,代打 代表でupした今年の東大文科系 第1問の解答をupします.
この問題は慶応大学商学部でも出たということで,
今年はこの問題が全国的に出題されるようです.
頑張って復習しましょう.
まずは問題から.

この問題は,絶対値の入った積分計算に無理数の評価をからめた,
比較的筋道の分かりやすい問題です.
しかし,その途中途中で様々な小ネタが含まれていて,
意外と奥の深い問題です.
これから順に見ていきましょう.
まずは1.から.

これはaが絶対値に含まれるかどうかで場合分けするという,
東大受験生ならば是非出来ておきたい問題です.
場合分けがしっかり出来れば問題ないでしょう.
続いて2.です.
2.も,まずは場合分けからです.



そして,この問題の一番のポイントは,真ん中の項目の途中で行っている無理数の値の大小の評価です.
結構,評価を行わずに適当に大小を決めてしまいがちですが,
それでもし答えが合っていたとしても大幅な減点は免れません.
値の大小の評価自体は,平方根を含む数の評価なので,
2乗を繰り返していけばできます.
が,2つの値の差は極めてわずかなので,厳密な評価が必要です.
次に,上で行った評価をもとに増減表を書きます.

ここでのポイントは,上で評価を行ったような複雑な値をaに代入しないといけないときの計算方法です.
これを愚直に3次式に代入したりすると計算が大変なことになり,
時間がかかるだけでなく,計算ミスのもとです.
ここでは,y'=0などの,これまでに分かっている条件をもとに,
整式の割り算をして次数下げを行うことで計算量を減らしました.
このような手法で時間を節約することが合格につながります.
しっかり復習しましょう.
そして最後にグラフです.
値の評価に部分が微妙なので,その部分の差を強調したグラフを書きます.

ちなみに正確な図を描くと下のようになります.

以上です.いかがだったでしょうか?
次回は文科系第2問,理科系第1問の理文共通問題の解答です.
解答者:丹野
この問題は慶応大学商学部でも出たということで,
今年はこの問題が全国的に出題されるようです.
頑張って復習しましょう.
まずは問題から.

この問題は,絶対値の入った積分計算に無理数の評価をからめた,
比較的筋道の分かりやすい問題です.
しかし,その途中途中で様々な小ネタが含まれていて,
意外と奥の深い問題です.
これから順に見ていきましょう.
まずは1.から.

これはaが絶対値に含まれるかどうかで場合分けするという,
東大受験生ならば是非出来ておきたい問題です.
場合分けがしっかり出来れば問題ないでしょう.
続いて2.です.
2.も,まずは場合分けからです.



そして,この問題の一番のポイントは,真ん中の項目の途中で行っている無理数の値の大小の評価です.
結構,評価を行わずに適当に大小を決めてしまいがちですが,
それでもし答えが合っていたとしても大幅な減点は免れません.
値の大小の評価自体は,平方根を含む数の評価なので,
2乗を繰り返していけばできます.
が,2つの値の差は極めてわずかなので,厳密な評価が必要です.
次に,上で行った評価をもとに増減表を書きます.

ここでのポイントは,上で評価を行ったような複雑な値をaに代入しないといけないときの計算方法です.
これを愚直に3次式に代入したりすると計算が大変なことになり,
時間がかかるだけでなく,計算ミスのもとです.
ここでは,y'=0などの,これまでに分かっている条件をもとに,
整式の割り算をして次数下げを行うことで計算量を減らしました.
このような手法で時間を節約することが合格につながります.
しっかり復習しましょう.
そして最後にグラフです.
値の評価に部分が微妙なので,その部分の差を強調したグラフを書きます.

ちなみに正確な図を描くと下のようになります.

以上です.いかがだったでしょうか?
次回は文科系第2問,理科系第1問の理文共通問題の解答です.
解答者:丹野
あと残り日数が少ないので・・・
東大予想問題文科系第4問を公開します.
2009年度 東大文科系 第4問

作問者:福永
出題分野:確率・数列
配点:1 10点,2 10点
コメント:今年は確率漸化式です.出なかったら腹を切ります.もちろんウソです.しっかりn番目とn+1番目の状況を把握しましょう.なお,一般項を求めるのはかなり難儀になります.誘導をもう少しつけるべきかも知れませんが,本試験で同じ状況に陥った場合を想定して,各自研究してくれればと思います.
ヒント:3変数の連立漸化式はまず高校生では解けません.知っている形の2変数の連立漸化式に帰着させましょう!2変数連立漸化式は過去問でもかなり出ているので,ノーヒントでも解ける必要があると思います.
2009年度 東大文科系 第4問

作問者:福永
出題分野:確率・数列
配点:1 10点,2 10点
コメント:今年は確率漸化式です.出なかったら腹を切ります.もちろんウソです.しっかりn番目とn+1番目の状況を把握しましょう.なお,一般項を求めるのはかなり難儀になります.誘導をもう少しつけるべきかも知れませんが,本試験で同じ状況に陥った場合を想定して,各自研究してくれればと思います.
ヒント:3変数の連立漸化式はまず高校生では解けません.知っている形の2変数の連立漸化式に帰着させましょう!2変数連立漸化式は過去問でもかなり出ているので,ノーヒントでも解ける必要があると思います.
