想いを発信する手段を
模索しています
本当に強い危機感を感じていて
まさにターニングポイント
レイチェル・カーソンの言葉が
常に頭をよぎります
「私たちはいま、二つの道の分岐点に立っている。しかし、両者は広く知られているロバート・フロストの詩のように、
どちらも正しいということではない。私たちが長い間歩んできたのは、偽りの道であって、
それは猛スピードで突っ走ることの出きるハイウェイのように見えるが、行く手には大惨事が待っている。
もう一つの道は、人も「あまり通らないが」、それを選ぶことによってのみ私たちは、
私たちの住んでいる地球の保全をまっとうするという最終の目標に到達できるのである」
「子供たちが、このような妖精からの贈り物に頼らずに生来の驚異の感覚を生き生きと保ち続けるためには、
その感覚を分かち合える大人が少なくとも一人、その子供のかたわらにいて、
われわれの住んでいる世界の歓喜、感激、神秘などをその子供といっしょに再発見する必要がある。・・・」
「私は、子供にとっても、そして子供を教育しようと努力する親にとっても、
『知る』ことは、『感じる』ことの半分の重要性さえももっていないと固く信じている。」
いい学校、いい会社という
目先の利益を取るために、手段が目的化し、
早道を選ぶことをしすぎた結果が今の現状。
考えられない、コミュニケーション力が乏しいといった人間力が磨かれずに社会に出ることが多々ある。このまま進めば、近い将来持続不可能になることが目に見えている。
人間力を磨くために、体験をし、心で感じることが大切なんだと思う。これは、プログラム化されたものでは培われない。プログラム化されてしまうと、型にはまってしまい、結局目先の利益になりかねない。まさに手段の目的化である。
どの道を選ぶかに正解は何のだが、自明だろう。
想いを発信するために何ができだろうかを
模索する日々だが、
もうあまり時間がないから、
今やれることを一所懸命やろうと思います。
「どちらの道を選択しますか?」
※広報にっしん2月号裏表紙をご覧ください。