授業内で、
数学の教科学習だけではなく、
中学生は、
キャリア教育授業を
昔から取り入れてきました。
それは、
教科学習が目的ではなく、
夢や目標を持てる人を育むことが目的であり、
「人生の目的を持った人たちが、主体的に行動し、自分らしく、楽しく幸せを感じて、自分の路を歩んでいる。」
社会を目指すからです。
LaCLoは自律と自立が目的ですので、
これらを促すために必要なことを
伝えたいと思い、
キャリア教育授業を行ってきました。
時を経て
それが発展して、
スキル(Do)の前にマインド(Be)
という結論に至り、
Beを育てるための徳育「自分+1ワーク」
を大人のクラスも含め
すべてのクラスで行っています。
もちろん随所でスキルや知識もお伝えしますが、
マインドを伝えていくことで、
自ら創っていける人
リーダーシップをとれる人
ありのままでいられる人
を育みたいと思っています。
全クラス同一教材ですので、
小学生にとっては難しいと感じることもあるのかもしれませんが、
雰囲気を感じ取ってもらうだけでもいいのです。
後になってわかるタイミングがくるからです。
昔、小冊子を創ったことにより、本の執筆の話が来たことがありましたが、
商業出版ですと、マインドよりもスキルを重視されることがわかり、お断りしました。
世の中
スキルを求められることが多いです。
○○式の子育て
○○メソッド
等々
しかし、スキルは、
その子の才能資質があるからうまくいっただけで
万人には適応できるわけがありません。
それは、簡単なことで、人は皆、才能資質が異なるからです。
だから、迷いが出ると、いろいろなスキルに頼っていくわけですが、結局の所うまくいかないのです。
肝心要のマインドがずれているから。
私事で動かそうとするからうまくいかないです。
親子であっても当然ながら同じであるわけはなく、
一人の個であるからこそ、
その人一人一人に信じて寄り添うことが求められます。
そのときに、マインドが重要になってくるのです。
上司部下、チームなど、どんな場であったとしてもマインドありきです。
この点に関しても、
スキル重視の方には、
「で、どうなるんだ」
と言われることがあります。
目先の結果を求めているのではなく、
いつ気づくかはその人によると思っていますので、いつそのときが来てもいいように、様々な話をしているのです。
キッズインストラクターや子ミュ力マインドアップクラスのマインドにもありますが、
「目の前の人が、どのような選択をしたとしても、どのような道を歩んだとしても、最高の人生を歩むこと」
を私は信じています。師の「期待しないで期待する」という言葉は、まさにそうだと思いました。
私が描いている方向性はあります。それがビジョンです。それに根ざしたメッセージをお届けしていますが、目の前の人を変えてやろうとすることはエゴでしかありません。
その人がいつ気づいてもいいように、あれこれ言葉や問いを置いています。
気づいて「変わろう!」という意思が出たときに、変わるときのヒントを置いているのです。
これからもスキルにとらわれず、
マインドを大切にしていきたいと思います。
「どんなマインドを大切にしていますか?」
※NPO法人親育ネットワークでは
親の育ちの重要性を発信するために「親育白書」を作りたい
クラウドファンディングPJ行っておりますが、
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