目的ーその4 ~Be~ | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

授業内で、

数学の教科学習だけではなく、

中学生は、

キャリア教育授業を

昔から取り入れてきました。

 

それは、

教科学習が目的ではなく、

夢や目標を持てる人を育むことが目的であり、

「人生の目的を持った人たちが、主体的に行動し、自分らしく、楽しく幸せを感じて、自分の路を歩んでいる。」

社会を目指すからです。

 

LaCLoは自律と自立が目的ですので、

これらを促すために必要なことを

伝えたいと思い、

キャリア教育授業を行ってきました。

 

時を経て

それが発展して、

スキル(Do)の前にマインド(Be)

という結論に至り、

Beを育てるための徳育「自分+1ワーク」

を大人のクラスも含め

すべてのクラスで行っています。

 

もちろん随所でスキルや知識もお伝えしますが、

マインドを伝えていくことで、

自ら創っていける人

リーダーシップをとれる人

ありのままでいられる人

を育みたいと思っています。

 

全クラス同一教材ですので、

小学生にとっては難しいと感じることもあるのかもしれませんが、

雰囲気を感じ取ってもらうだけでもいいのです。

後になってわかるタイミングがくるからです。

 

昔、小冊子を創ったことにより、本の執筆の話が来たことがありましたが、

商業出版ですと、マインドよりもスキルを重視されることがわかり、お断りしました。

 

世の中

スキルを求められることが多いです。

○○式の子育て

○○メソッド

等々

 

しかし、スキルは、

その子の才能資質があるからうまくいっただけで

万人には適応できるわけがありません。

それは、簡単なことで、人は皆、才能資質が異なるからです。

 

だから、迷いが出ると、いろいろなスキルに頼っていくわけですが、結局の所うまくいかないのです。

 

肝心要のマインドがずれているから。

私事で動かそうとするからうまくいかないです。

 

親子であっても当然ながら同じであるわけはなく、

一人の個であるからこそ、

その人一人一人に信じて寄り添うことが求められます。

そのときに、マインドが重要になってくるのです。

 

上司部下、チームなど、どんな場であったとしてもマインドありきです。

 

この点に関しても、

スキル重視の方には、

「で、どうなるんだ」

と言われることがあります。

 

目先の結果を求めているのではなく、

いつ気づくかはその人によると思っていますので、いつそのときが来てもいいように、様々な話をしているのです。

 

キッズインストラクターや子ミュ力マインドアップクラスのマインドにもありますが、

「目の前の人が、どのような選択をしたとしても、どのような道を歩んだとしても、最高の人生を歩むこと」

を私は信じています。師の「期待しないで期待する」という言葉は、まさにそうだと思いました。

 

私が描いている方向性はあります。それがビジョンです。それに根ざしたメッセージをお届けしていますが、目の前の人を変えてやろうとすることはエゴでしかありません。

 

その人がいつ気づいてもいいように、あれこれ言葉や問いを置いています。

気づいて「変わろう!」という意思が出たときに、変わるときのヒントを置いているのです。

 

これからもスキルにとらわれず、

マインドを大切にしていきたいと思います。

 

「どんなマインドを大切にしていますか?」

 

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