子どもの権利 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

子どもの権利について

考えることがここ数年増えました。

今回の朝ドラのなつぞら

でもそんなメッセージがありました。


25年ほど

共育に携わる中で、

親、先生による子どもの権利侵害と

思われる言動を見聞きする機会が度々あり

その都度、

心痛めることがありました。

 

権利を侵害されて、

子どもが泣く姿は見たくないのです。

 

よかれと思った言動が、

侵害していることも多いです。

 

これによって、

子どもが自分を生きられなくなってしまった結果、苦しみ、

大人になっても心の課題として残ってしまい、

苦しんでいる人も多いのです。

 

そんなご相談を受けること、

そういった姿をお見受けすることも

多く、それも心が痛いです。

 

何とか課題をクリアにするための

ヒントをお届けして、自分を生きることを取り戻してほしい

子どもにおいては、自分を生きる力を持ってほしい

と常に想い、活動を進めています。

 

ユニセフに子どもの権利について書かれていますが、

4つの柱があります。

 

“子どもの権利” 4つの柱
子どもの権利条約は、大きくわけて次の4つの権利を守るように定めています。
そして、子どもにとって一番良いことを実現することを目指しています。

1 生きる権利

防げる病気などで命をうばわれないこと。
病気やけがをしたら治療を受けられることなど。

2 育つ権利

教育を受け、休んだり遊んだりできること。考えや信じることの自由が守られ、自分らしく育つことができることなど。

3 守られる権利

あらゆる種類の虐待(ぎゃくたい)や搾取(さくしゅ)などから守られること。
障害のある子どもや少数民族の子どもなどはとくに守られることなど。

4 参加する権利

自由に意見をあらわしたり、集まってグループをつくったり、自由な活動をおこなったりできること

 

日本でも、どれもあてはまりますが、

2,4は知らないうちに大人が侵害していることがあります。

 

何とか権利を守ってあげたい。

そのためにできることは何だろうか?

 

こんなことを考える日々です。

「子どもの権利を保障していますか?」