大人も子どもも
みな平等なのだ
等しく同じ権利
を有しているのだ
なのに
子どもだから、
といって、
権利を剥奪してはいけない
なつぞらの
なつのおじいさんと天陽くんのお父さんとの
やり取りが強く印象に残っている
涙が止まらなかった
「大人のことを子どもと真剣に話して
なぜいけない」
「子どもの事情を
真剣に聞くことがなぜいかん」
「事情なんてくそ食らえだ
大人の事情でこの子らがどうなった
この子らに何をやったんだ大人が
この子らが何をやりたいのか
子どもの話だとは思わず、
そのことを今こそきちんと
聞いてやるべきだろう」
真剣に子どもが向き合っているときに
大人の事情で子どもが真剣に向き合う姿を
一刀両断するようなことがある
大人の事情で押さえつける
大人の事情で最もらしいことをいう
大人の事情で不安をあおる
大人の事情で大人の事情へ強制的に脅迫的に誘導する
大人の事情で子どもを手放す
大人の事情で虐待する
もう見ていられない
これによって、
どれだけ傷ついた子どもたちがいただろうか
数え切れない
子どもの頃に傷つけられたことが
ずっと後遺症として残っている大人がどれだけいるだろうか
数え切れない
もう負の連鎖は断ち切りたい
もう見ていられない
何とかしなければ
この先、様々な負の展開が待っている
解決策はひとつ
大人が変わる必要がある
「子どもの権利を認めていますか?」
