大切なものは
時代を超えて受け継がれていくのだなぁ
と感じることがよくある。
沢庵和尚の「上中下三字説」というのがあった。
上は君であり、下は民であり、中はその間を取り持つ臣の意である。
上の字を逆さにすれば下の字になる。
下の字を逆さにすれば上の字になる。
上下はもともと別のものではない。
君にも民にも口がある。
上と下の字を逆さにしたら一本の線で結ばれるが、
口の字を貫通すると中という字になる。
口は言葉であり言論であるから、
国を治める者と治められる者とは、
言論が自由に行き来しないといけない。
為政者の心構えを説いたものとのことだが、
国、地方、会社、学校、家庭等々
どの組織でも大切にしなければならないことである。
上の意見が絶対で、
下の意見は通らない
ではいけない
いい組織は、
透明性が高く、
しゃべりやすい関係性
がある
言論が自由に行き来する関係性
意識したい。
「どんなものが受け継がれていますか?」