自己肯定感が育たないのは | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

日曜日の

愛知県青少年育成アドバイザー連絡協議会の

研修集会での学びの続き。

 

La C Loでも

子どもたちの自己肯定感や自己効力感を

育むことの大切さを

伝えていますし、これらを育めるよう

アプローチしています。

 

日本全体を見ると、

自己肯定感が低いのが傾向として

あげられますが、

発達段階で考えたときに

生まれてすぐから乳幼児期において、

母親からの愛情をたっぷりと

もらっていないことが、

愛着障害となって、

依存等になって現れてきます。

「渇愛」状態に陥ります。

当然、自己肯定感や自己効力感が

育つわけがないのです。

 

今、知らないうちに愛着障害が増えているのかもしれません。

スマホが当たり前になり、

ママがスマホ片手に常にいる、

子どもを抱っこしていても、

スマホを見ている。

子どもの方をみているようで、

視点はひとつしかあてられないため、

実は見ていない。

子どもの方は、

ママに見てほしいと思っているのに。

これをママたちが知らないと、

大変なことになる。

 

ましてや、

自分は楽しみたいがために、

子どもにスマホの画面を見せて

おとなしくさせておくなんてことは

言語道断。

母親の心が子どもにはない。

 

そして、子どもも、ものごごろつく前から

スマホ中毒になり、ブルーライトの影響から

脳が正常に機能しなくなる。

 

結果、発達障害と似た症状が

現れてくる。

 

デジタルネイティブと言われる世代で

親子が形成されるようになってきているからこそ、

本当に気をつけたいものです。

知らないうちに親子共にスマホ中毒になっている

可能性があるのです。

 

専門家の中には、このままいくと

日本は崩壊するとまで警鐘を鳴らしている人も

いるそうですが、本当にそうかもしれません。

 

では、どうするか。

スマホ等との向き合い方を正しく認識し、

乳幼児期が今後の子どもの健全育成に大きく影響を与えることを発信する

自己肯定感や自己効力感を高めるために、開いた穴を周りの人が埋めてあげること

が求められます。

 



ますます、

親育、青少年健全育成活動

の重要性を感じます。

 

「スマホに振り回されていませんか?」