一緒に | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日から新しい学びがスタートしました。

前半は、親も子も輝くヒケツがテーマ。

「ノリ」を合わせる。
コーチングで言えば「ラポール(信頼関係)」
ですね。

相手と5感で合わせていく。

言葉で「~しなさい」「~はダメ」といったような、
命令、禁止、制限では、なかなか伝わらない。
ついついやってしまいがちですが、
これも、人の情報の取り入れ方から考えたら、納得です。

情報を取り入れやすい、視覚からどう情報を入れていくか。
目を合わせて、「見ているんだよ」を伝えてあげることも大切。

そして、体を動かしながら、言葉でも「トントントン」といったようなリズムで、
ノリを合わせていく。なるほどです。

また、子ども達の創造力、創造力の話もありました。
今は、様々なものが発達しているため、
ゲーム機やDVDなどをどんどん与えてしまう傾向があり、
ごっこ遊び等で身につくようなことが、なかなか身につかない。
ごっこ遊びでも、昔と違い、使うモノが既製品であることも多く、
昔のように見立て遊びができないということもあるようです。

保育園や幼稚園で工夫をされていたとしても、
家庭でそれがなされていないと、
なかなか発達課題を達成することができないのかもしれませんね。

では、家庭でこういったことができるかといったときに、
幼児世代のおとうさん、おかあさんが、ゲーム機等で育ってきている場合、
こういったノリを合わせるような遊びを知らない可能性もあるのかもしれません。
核家族化も進んでいるため、悩みがあってもなかなか相談できない
こともあるのかもしれません。

だからこそ、おとうさん、おかあさんが、主体的に外に目を向け、
まずは大人がノリを合わせることをすること、つまり在り方で
示すことが、子どもを前に導くことになるんだとも思いました。

幼児教育に関して、様々な立場の方のお話も伺うことができ、
スタートからいい学びの時間となりました。

「ノリをどう合わせていきますか?」