昨日の続き。
そして、午後からは、
家庭教育支援についての講義。
家庭の現状は、
僕らもよく話してくるときに出てくるような
問題点が挙げられていました。
社会が物質的に豊かになり、
子育てについての情報があふれているが、
親は「自分の子育て」に迷い、疲れ、
子どもとの時間を心から楽しむ余裕がない。
のが家庭の現状で、家庭教育力の低下、
それにともなった子どもの状況。
環境も大きく左右していますね。
核家族化、少子化、地域社会のコミュニティの小規模化等々。
以前、少子化にもかかわらず、児童養護施設が増えていると
いった現状を聞いたこともあります。
だからこそ、社会的な家庭教育支援が大切になってきている。
つまり、地域の日常子育て支援、子育てをする人を育てる人の存在
が必要になってきているんですね。
講義の中で、印象に残ったのは、
「教育の原理」。
講師の方のご経験をふまえ、5つのポイントが挙げられました。
・笑顔
・挨拶
・思いを言葉で伝える
・日常的な関係
・子どもの成長を念頭に
いずれも大切にしたいことばかり。
お二方の講師に共通していたのは、
やはり、大人の在り方でした。
大人がストレスをためていると、
当然こういったことはできない。
すると子どもも苦しくなる、といった
悪循環を生みます。
大人自身が満たされた状態が
好循環を生みますね。
そのためにも、周りの存在というのが
大切になってくるのかもしれません。
「笑顔でいるためには?」