課題の本質 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

課題があるときに、
表面上のところをいじったところで解決にはならない
ということは、ここでも繰り返し述べている。

先日も子ども達にそういった話をしました。

例えば、勉強を取り組む上で集中できないといったことがあった場合。

この状態をどうしたいのかをまずきちんと意識する。
これを続けることで何を達成したいのか。
それを止めるモノの存在は何か。

目先のことで付け焼き刃で対処しても、
根本解決にはならないため、
同じ問題をずっと持ち続ける。

先の目的が明確になっていない場合が多い。
ここをきちんと探すことができれば、動くはず。

親子の問題もここにあるのかも。
子どものことを否定的に言ったり、
子どものせいにしたり、
することはよくあるが、
紐解くと、親も同じであることや、
親自身が課題を抱えていることが多い。

親の問題を、子どもに押しつけたら、
子どもは問題を持つに決まっている。

この場合、親の問題を解決しない限り、
子どもは解決に向かわない。

引きこもりのカウンセリングをされている方の
お話を聴いたことがあるが、引きこもりの原因を探ると、
ほぼ100%家庭に問題があるとのこと。

見誤りやすいところだが、
本質をしっかり見つめるようにしたい。

「本質を見ていますか?」