課題があるときに、
表面上のところをいじったところで解決にはならない
ということは、ここでも繰り返し述べている。
先日も子ども達にそういった話をしました。
例えば、勉強を取り組む上で集中できないといったことがあった場合。
この状態をどうしたいのかをまずきちんと意識する。
これを続けることで何を達成したいのか。
それを止めるモノの存在は何か。
目先のことで付け焼き刃で対処しても、
根本解決にはならないため、
同じ問題をずっと持ち続ける。
先の目的が明確になっていない場合が多い。
ここをきちんと探すことができれば、動くはず。
親子の問題もここにあるのかも。
子どものことを否定的に言ったり、
子どものせいにしたり、
することはよくあるが、
紐解くと、親も同じであることや、
親自身が課題を抱えていることが多い。
親の問題を、子どもに押しつけたら、
子どもは問題を持つに決まっている。
この場合、親の問題を解決しない限り、
子どもは解決に向かわない。
引きこもりのカウンセリングをされている方の
お話を聴いたことがあるが、引きこもりの原因を探ると、
ほぼ100%家庭に問題があるとのこと。
見誤りやすいところだが、
本質をしっかり見つめるようにしたい。
「本質を見ていますか?」