金の才能 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日の中日新聞の朝刊に、
「金の遺伝子~世界に誇る力~」
という特集が組まれた紙面が織り込まれていました。

名古屋の価値あるもの、誇りとするものを
人・モノ・技・文化・歴史・風土などあらゆる面から
紹介されていました。

1面はイチロー選手。
インタビューの言葉の中に興味深いモノがありました。

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「4000本のヒットを打つまでには8000回以上の
失敗があります。趣味でやっていることであれば、
成功した4000回の気持ちよさが残るでしょう。
しかし、プロと言われる世界では、失敗した8000回の記憶が強く残ります。
だから、苦しいんです。プロで何年かやってきた人の中にも、
目の前の重圧から自分を解放して結果だけを求めようとする人がいます。
そんなことで出た結果では、自分を成長させることなど
できるはずはありません。」
大会長を務めるイチロー杯争奪学童軟式野球大会でも、
未来のプロ野球選手たちに壁を乗り越えようとする姿勢の尊さを伝える。
同時に、小さいことの積み重ねが高みにいく唯一の道とも。
(中略)
「…世の中、後ろ向きで人のよくない話が大好物という人が
本当に多いなぁ、と実感します。しかし、僕には、これまでに
『できない』と言われたことをいくつもやってきた自信と誇りが
ありますから」
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これを読んで、
失敗を付け焼き刃ではなく、どう乗り越えるかが大切で、
そのためには、日々の小さなことの積み重ねが必要である。
これにより、自信と誇りがうまれる。
と読み取りました。

野球に限らず、どんなことにも同じことがいえるのかもしれません。
何かを習得しようと思ったら、日々動く。
失敗したときに、それをどうとらえるかが
大切なんでしょうね。

失敗を失敗ととらえて、やらなくなったり、
失敗を避けるために、結果だけを求める手段をとったり、とられたり。
これでは、習得、成長はないと僕も思います。

僕の経験を振り返っても、
逃げの手段で取り組んだことや、誰かにレールを引かれたものでは、
うまく行ったことや得られたものがあまりなく、
自分の想いから主体的に取り組んだことは、失敗は繰り返しながらも、
身につけたことがとても多い
と最近つくづく思います。

この紙面には金言がいっぱい!
・壁を乗り越え続ける
・変わらない想い
・好奇心と探究心
・たゆまぬ創意
・強くなるには言い訳しない
・好きだから、楽しいから
・強い信念と先見性

朝から勇気づけられました!

「どんな金言に勇気づけられますか?」