何かわからないことがあると、
人はそれを埋めたいと思います。
それは、常に安全・安心を求めるから。
全ての行動に肯定的意図がある。
それは、それをする方が安全・安心だから。
いいわけが出てしまうのも、
自分を守ることが、安全安心だから。
だらだらしてしまうのも
それが安全安心だから。
こう考えると、背景にあるものを
知らないと、根本解決には至らないのです。
僕の例でいくと、
子どもの頃に、体調も悪かったせいか、ウナギを食べて
気分が悪くなり、吐いてしまった。
↓
ウナギ=吐く
↓
ウナギを避ける
この場合、最初にあげたたった1回の強烈な経験が、
おかしな紐付けをしてしまって、安心安全を求めるために
ウナギを避けるという行動に繋がってしまったわけです。
これを変えるには、おかしな紐付けをとらえ変えることが
必要です。体調が悪かったことでそうなったとすれば、
それは偶然だったととらえ変えて、体調がいいときに
美味しいといわれているウナギを食べたら、別に何とも
なく、そのうまさに驚き、このちょっとしたトラウマは
解消されました。
ちょっと視点がずれてしまったかもしれませんが、
要するに、根本をしっかり見つめて、知ることで、
時に、相手がそれを受け止めることで、
安心安全の行動が変わってきます。
「肯定的意図を知っていますか?」