昨日のニュースで、文部科学省が、学校教育法で禁じる「体罰」を初めて具体的に例示した
文書を全国の教育委員会や学校に通知したというものがありました。
具体例が挙がっていて、
<体罰>
・反抗的な言動をした子の頬を平手打ちする
・ふざけている子にペンを投げ当てる
・部活動顧問の指示に従わない子の頬を殴打する
・放課後に居残らせた子がトイレに行きたいと訴えたが、室外に出ることを許さない
<懲戒>
・教室への居残り
・教室内に起立
・宿題、清掃を課す
・遅刻した子どもを試合に出さず見学させる
<正当な行為>
・暴力を振るった子の体を押さえつける
・他の子を殴った子の肩をつかんで引き離す
・全校集会を妨害する子の腕を引っ張って外に出す
例はあっても状況によって、懲戒のものでも体罰になりかねないので、
定義は実際難しいですね。
ただいろいろ話を聴いていると、言葉の暴力というのもあるようです。
だから体罰に限らず、考えなければいけないものもあるかもしれません。
実際それで泣いている人もいるんです。
実権を握りしめると、その本人が勘違いしてしまったり、
その人の周りの人がおかしいと思っても、
権力に逆らうことがそれを止めることができない。
これは、学校現場だけではなく、社会の中にもたくさんある。
肩書きや名誉を振りかざし、周りが見えなくなっては危険。
結局は互いの信頼関係なのかな。
これがあれば、こんなことはないのでは。
「信頼していますか?」