志を立てる1 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、ご紹介を受けて、岐阜で行われた「志授業のコーチング研修会」に参加してきました。
学校の先生が多くいらっしゃる講座で、新鮮な気分でのぞみました。

講演の中で、新社会人の現場で発生していることについてのお話しがありました。
3年内離職率は、昨今高くなっていて、大卒でも1/3がそれに該当するとのこと。
この原因は何だろうかを、グループで意見を出し合いました。

・職に就くことが目的になっている
・現実とのギャップを感じている
・お金生活のためになっている
・ビジョン、ミッションがない
・辛いことを経験していない
・就職活動をして、初めて会社等のことを知る
・仲間がいない
・上下関係が身についていない
・コミュニケーション力が不足

等々。どれが正解ということはないと思いますが、企業の声としては、

・就職ではなく、就社、つまり内定がゴールになっていて、プロが育たない。
・子離れしない(特に母親)→親離れの意志力がいる
・大志を抱く力のなさ
・現実を直視する力が不足
・対応する順応性も低い

等がありました。

じゃあ、どの時点でこういったことを知るきっかけを持たせるかというと、
もう大学生では遅くって、きっと小中学生の頃でないと間に合わないかもしれない。

子どもたちが、自由に志を抱けるようにするに、周りの大人達が支えてあげること。
それは、手取り足取りではなく、心の面で、支えることだと思います。

では、どうやって、子どもの持つ力を引き出せるのだろうか?続きは、あした。