新聞にこんな記事が出ていました。
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共働きの親が子どもと一緒に過ごす時間は5年前より減る一方、親子の会話時間は増えている―。
6月10日の「時の記念日」に合わせた時計メーカー「シチズンホールディングス」(東京)のアンケートで、こんな傾向が浮かび上がった。
担当者は「親は仕事、子どもは塾通いなどで忙しくなったが、一緒にいる時は会話を大切にしているようだ」と分析している。
小学生の子を持つ全国の共働き夫婦を対象に4月、インターネットで調査し400組が回答。
調査結果によると、平日に親子で過ごす時間は1日当たり平均3時間で、
2007年の前回調査より19分減少。休日は5時間29分で前回とほぼ同じだった。
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これは小学生のデータ。きっと学年が上がるにつれてどんどん減少していくんでしょうね。
塾通いで忙しくなったというのもどうかと思います。今しかできないことが他にあるような...
昔、僕が学力低下の原因をどう考えるかというアンケートを地域で採った際に、
「家庭環境の変化」を上げる人が圧倒的に多かったのが、印象に残っています。
これをクイズ形式にして、スクールの説明会にいらっしゃる方にもお聞きしますが、
やはりこれを上げられる方は多いです。
家庭での時間って子どもにとっては、とても大切だと思います。
家庭は安全基地でなければならない。
会話を大切にしている時間が増加したのはとてもいいこと。
とがめ合うのではなく、お互いが認め合う時間にしたいものです。