すらすらできるために | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

今、どの学年も新しい計算を学習しています。

計算の方法は、それほど難しいものではないので、説明したそのときは解けます。

でも、一週間経って確認すると、忘れている人もちらほら。


どこで差が付くか?

「わかった!」って感じて、その後のアクションに差があるんだろうなぁって思います。


そこで満足して終わるか、分かった流れで作業(パターン化)として計算をしてしまうか。分かった上でそれを確実に覚えようとして繰り返し練習するか。


計算問題は、どうしても、同じ考え方で解く問題が並んでしまいます。だからこそ、それをパターンで考えるのではなく、1つ1つ考え方を確認しながら解くことで、問題の見方、解法の導き方が落とし込めると思います。


覚えようとどれだけ意識して、考えて解けるかにかかってくるわけです。


NLP的に言えば、意識的有能になった段階から、ステップアップして無意識的有能になるか、それともステップダウンして意識的無能になるか。


問題に対する在り方を伝え、実践してもらうようにしていかなければいけないですね。


大人の学びにも共通しているかもしれません。

いろいろ学んでも、それだけで終わってしまったら意味がない。

自分に落とし込んで、考えて使っていくことが大切ですね。