金曜日の花見は岡崎でしたが、豊田にほど近いところ。
豊田は、学生の頃にで6年間子どもたちを教えた場所。
だから、とても愛着があるというか、第二のふるさとといったところでしょうか。
ここでの経験がなければ、今の志事につながっていないんです。
教えるベースはこのときに必死で取り組んだことが活きています。
もっと戻ると、大学受験に失敗したからこそなんですね。失敗していなかったら、語れないこともあるし、この出会いもなかったかもしれないのです。不合格になったときは、浪人した1年は何だったんだと詰めを誤った自分を責めました。でも時が経ってみると、すべてが必然だったんだって。後悔は全くなく、今のスクールを形作るリソースになっているんですね。
このことは、自分を振り返って気づいたこと。大切にしたい。
先日そんな話を子どもたちにもしました。
さて、せっかく近くまで来たので、帰りは下道で、豊田市内を走ってみました。
自分が学生時代を過ごした場所を巡ります。
19の時、着慣れないスーツを着て、家~大学間より遙かに遠い、この場所に電車とバスを乗り継いでやってきて、暗い道を一人で歩いて教室に向かっていた自分を思い出しました。最初に授業をした場所は、渋谷。東京の渋谷とは似ても似つかぬ場所。なぜここって思われる場所ですが、僕にとっては大切な場所。まさに原点なんです。
懐かしい。タイムラインで当時抱いた気持ち、見えるもの、聞こえるものを振り返りながら。
再び前に進むパワーをもらった感じです。