そうなるか、ようかん | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

「ようかん」といえば、何でしょう?


お茶、お客さん(やや年配の方?)、手土産、和室、旅館、上品


こんなイメージ。ぼくだけでしょうか?


ここに、井村屋さんが新しい発想を持ち込んで話題になっているようです。

その名も「スポーツようかん」?!


スポーツってアクティブなものと結びつけちゃったところが面白いですね。


ホームページを見てみると、商品企画意図に以下のようなことが書かれていました。


---

近年マラソン、登山人口が増えてきており、多くの方がスポーツを楽しんでいます。
それに伴い、スポーツをする際に食べる食品の需要も増えてくると考えられます。


そこで井村屋は、コンパクトな形態で、持ち運びしやすい「ようかん」に目をつけ、
スポーツ時に必要なエネルギー、塩分を手軽に補給できる商品の開発を行いました。


この伝統的和菓子の「ようかん」を、今回新しい切り口として、スポーツの分野に
スポットを当てることで、さらなる「新顧客創造」を図り、ようかん全体の相乗効果
を図りたいと考えました。
---


なるほど!確かにスポーツしたときの塩分補給が盛んにいわれて、そういった商品がよくでていますよね。

しかも、なかなか凝ってつくられていて、「北海道産小豆」と「淡路島の藻塩」が使われているとのこと。

1本で、ごはん約1杯分(171kcal)のエネルギー補給できて、賞味期限も2年と長く、非常食としてもいいかもしれません。ワンハンドで食べられるのもいい。工夫がいっぱい!


パッケージも「SPORTS YO-KAN」と英語で書いてあるのが、いままでのようかんの概念を根底から覆した感じ。


既存のものに、別のものをくっつけることで新しいものを生む。そして、顧客の視点のとらえ方。

発想のヒントをいただけました。


ちょっと食べてみたい。