流通ジャーナリストとして最近よく目にする、金子哲雄さん。また、ほんまでっかTVの人って、生徒からも突っ込まれそうですが、バラエティーに出ているだけあって、親しみやすい雰囲気を持っています。面白い情報を提供してくれたり、素人でもわかりやすいコメントをされる印象です。
いつものように、本屋をぶらっとしていたら、金子さんの書籍が新刊として平積みされていたので、買いました。タイトルがまた面白い。
「食いっぱぐれない『働き方』のテクニック」
中は、金子さんが今の地位を築くまでに、どういうアクションを起こしてきたかが、こと細かに書かれていました。そこには、様々なビジネス書で言われていることが、実体験に基づきわかりやすい言葉で書かれているので、読みやすく、かつ説得力のあるものでした。本を読むとこのタイトルの付け方も戦略的な感じがしてきます。
印象に残ったのが、顧客にとってどんなことを提供すれば、喜んでもらえるかに徹底しているところ。とっても大事。子どもたちに授業する上で、どれだけ噛み砕いて、スムーズに受け取ってもらえるかを僕も常に意識しています。子どもたちの反応を見ながら、ネタを探って、試行錯誤。学年が下に下になればなるほど教えるのは難しい。だから下準備は欠かせません。前職では、これを否定されることがありました。でも自分の考えを貫いて良かったと再認識したところです。
あと、自分のブランディング、スリム化の点も気付きが多かったです。今の自分のテーマにマッチしていたので、方法論の1モデルを知れたのは大きい。
簡単なようで難しい。知っているだけで行動しなかったら、何も変わらない。小さくても、行動は起こしていきたいですね。そんな学びもあった一冊でした。
Android携帯からの車内で雪を見ながら投稿