質問をする | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

保護者の方とお話しする時間は、工夫して作ることができましたが、スクール生の子達と面談をする機会がなかなか取れないのが、僕の中では課題になっていました。


5分や10分では、表面上しかとることができないので、どうせ面談するならじっくり話して、奧にある部分を引き出していきたいわけです。その行動をとっている肯定的意図はなにかなぁとか、親子間、学校などの周りの人との関係はどうかなぁとか。


時間帯が合わないのがネックになっていて、お母さん達とは、日中お会いできても、お子さん達は学校なので、かといって、授業が終わってからでは遅すぎますし。


いろいろ考えて、今年度から、スクール生との情報共有をより密にするコミュニケーションツールを作りました。毎週シートにあれこれ記入したものを出していただいて、それに対して僕がメッセージをつけて返すもの。その中に、質問を書くようにしました。いつもではないですが、内容を見て、直感で浮かんだものを問い、それに対する答えを、次のシートに書いてもらって出してもらう。そこで気づきを持ってほしい、そして、前に進んでほしいと願っています。


また、いろいろ相談事なども自由に書いてもらえるようにしてありますので、状況に応じて面談していく形を取ってみようと考えています。


少人数なので、いろいろ子どもたちともお話ししていますが、それに加えて、書いたものをやりとりすることで、よりよいアプローチができるのではないかという期待もあります。


始めてから3週ほどたちましたが、質問する側も質問される側も何かしら学びがあるのではないかと感じています。先にも書きましたが、子どもたちも答えることで気づきがあり、僕も質問力を鍛えられるし、そこからもらう解答から気づきを得られます。


試行錯誤しながら、よりよいものをつくっていきたいと思います。