【(北の大地)実習生と仲間たち(36)】
【(北の大地)実習生と仲間たち(36)】札幌で実習生に会った。みんな元気そうだ。職場は同級生が多く心強いだろう。女性の実習生は複数で実習先に行く場合が多い。いろいろな危険から身を守るためだ。それはとても大切なポイントだと思う。冬の北海道。常夏の国の人にとっては過酷だろう。経験したことのない寒さだ。 (札幌市中島公園)毎日の仕事も早朝から始まる。不定期の残業もあるらしい。毎日くたくたの生活。それでも若い彼女たちは元気だ。久しぶりに会った4人の実習生。「先生、今朝まで残業でした」「眠たいです。疲れました」実習生からよく聞く言葉だ。「日本は好きですか」それでも生徒たちは言う。「日本は大好きです」過酷な労働があっても日本が好きなのだ。「ただ、言葉が分かりません」日本語は周りにあふれている。ただ、細かい日本語が分からない。まわりに日本語の先生はいない。職場の日本人には質問しづらいらしい。言葉は会話の基本。会話は人間関係の基本だ。会話ができれば生活が豊かになる。たとえ労働が厳しくても。新聞やテレビはわからない。街には漢字があふれている。この感覚は私が経験した。フィリピンではタガログ語だ。新聞やテレビもわからない。地元の情報がよくわからないのだ。会話の相手がいれば上達する。これは言える。とにかく会話の機会を確保する。やはり言語が基本になる。英語の達者なフィリピン実習生。日本で英語が通じれば大きく変わるであろう。ただ、日本人はあまり英語が話せない。では、どうするか。今はオンラインがある。日本語、英語、多少のタガログ語。その言語を使い会話する。間違いなく日本語能力は大きく上がる。ストレスは人間関係だ。彼女たちは社長との人間関係が良い。それでストレスがあるわけではない。厳しい労働には耐性のある彼女たち。フィリピンではもっと厳しい環境だから。彼女たちの状況を見ながら考えている。どのように言語能力の後押しをするか。日本滞在中に言語能力をつけること。これが現在の私の課題だ。