【(謙虚に聞く)フィリピン滞在記107】
【(謙虚に聞く)フィリピン滞在記107】プリンタを使っていた。途中まで、問題なく印刷していた。ところが途中で紙が止まった。音を出してプリンタが止まった。紙詰まりでプリンタが壊れたわけだ。プリンタの修理をIT部にお願いした。ところがおかしな状況になった。「パソコンの設定を直せばいいです」設定は正しいはずだ。さっきまで、正常に動いていたから。プリンタの故障だ。ところがいくら言っても聞いてくれない。原因を決めつけているのだ。こちらが素人だ。だから聞いていないのかもしれない。いくら素人でも故障の予想はできる。彼らはITを扱っている専門家。専門家だから機器の仕組みは詳しい。ただ、状況を知らないと対処できない。状況の把握は大原則だ。「このパソコンの設定が終われば直ります」こう言って入ってしまった。確かにパソコンの故障の可能性もある。案の定、直っていない。ここからの試行錯誤が専門家のすることだ。彼らは専門家の原則を知らない。驚いてしまった。原因の決めつけなのだ。振り返って考えてみる。専門家の原則とは何か。私は日本語教師の専門家だ。できない生徒の状況を把握しているか。その原因を決めつけていないか。ベテランになるほど経験がある。経験が状況把握を鈍らすことがある。油断するわけではないであろう。それでも決めつけてしまう場合はある。教育には個人差がある。簡単に決めつけられないと思う。決めつけでは解決しない。まず生徒たちから話を聞くこと。決めつけないで謙虚に聞くことだ。彼ら自身もわからないことは多い。彼らは言語学習者で素人だ。話を聞く。そして考えてアドバイスをする。実際に生徒たちにやってもらう。上手くいくまで確かめる。試行錯誤は絶対だ。考える作業とは試行錯誤だ。生徒も一緒に考えるとさらによいと思う。(業後の教室)専門家は単に知識が多いだけではいけない。知識を活用する。そのためには状況を把握する。その上で試行錯誤する。豊富な知識を使い解決する。謙虚な姿勢が新しい知識を生む。そして、解決に至る。それが専門家だと思う。自分自身を振り返り反省する機会となった。・・