【(幸せですか)フィリピン滞在記105】

会話の授業。

生徒に聞く。

「あなたは幸せですか」

いつもの答えを予想していた。

「いいえ、幸せではありません」

 

会話の返事は自由だ。

今回、予想をしていなかった返事。

このような返事は興味深い。

むしろ歓迎したいぐらいだ。

ただ、今回は内容が内容だ。

 

「どうしてですか」

「友達が日本に行きました」

そうなんだ。

まだ若い女生徒。

いきなりいなくなった友人。

ショックを受けたのだろう。

 

クラスは普通、同じ時期に日本に発つ。

会社の都合で行く日が変わる場合がある。

急に4人だけ日本に行くことになった。

私も知らなかった。

今日はすでに教室にいない。

 

昨日は卒業式。

今日、いなくなるとは思っていなかった。

知っていたらと思う。

声のかけ方があったかもしれない。

 

彼らはダガログ語を話す。

私はタガログ語がわからない。

そのため、コミュニケーションが十分でない。

知らなかった原因の一つだ。

もう少し話が通じていればと思う。

(バスはどこでも乗れる)

 

英語も通じるが、やはりタガログ語だ。

現地語を知る努力は必要だ。

現地の人々との交流も十分にはできない。

 

言語が不十分だと細かいところがわからない。

気持ちもはっきりわからない。

意思疎通が十分でないわけだ。

 

たまにタガログ語で話す。

生徒から拍手がくる。

彼らは日本語を学んでいる。

私もタガログ語を学ぼう。

彼らもそれを期待しているから。