Soudain il ne reste qu'une chanson | En Hommage à Claude François

En Hommage à Claude François

内向的なのに野心家で、神経質で完璧主義者なのに生き方が下手。優しさに満ちているのに激情を秘めて孤独。嘘つきなのに愛らしい。「芸人」と「詩人」の二面性の中で揺れながら進むあなたに、わたしの心臓は共振し、初めて見たときからもうずっと震えが止まらない。

昨年の周回忌にアップされた 

好きなやつ 

 

久しぶりに 

 

45 ans déjà : Spéciale Claude François - Soudain il ne reste qu'une chanson - 1975 -  

 

突然 その曲が耐えられない

レコードもかけたまま、本も開いたまま
突然に寝室から消えた恋人
いつもは戻ってくる いつもなら
でも、もう聴きたくない
彼女の好きな曲だけが流れているのは

突然に思い出す その曲を聴くと思いだす
彼女が 「あなたを愛している」 と言った曲
いつも 繰り返す

椅子の前には 忘れられたコーヒーが二つ
あたかも まだぼくらが二人でいて
彼女だけが去ってしまったよう
暖炉のそばに その手紙はあった
手紙をぼくは理解したけれど
でも 突然だった

突然に思い出す その曲を聴くと思いだす
彼女が 「あなたを愛している」 と言った曲
いつも 繰り返す
突然に 突然に この曲だけ
彼女が 「あなたを愛している」 と言った曲
いつも 繰り返す

突然 思い出させる曲
ぼくの拒絶反応は 
この曲が思い出させる
心に受けたたくさんの仕打ちのせい
この曲を聴くと突然に思い出す
もう 考えることに耐えられない
君を悪く考えることに耐えられないことを
思い出す いつも この曲で