極秘来日その一部始終5 | NY 新聞社社長の摩天楼★日記

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その日から14日間、どこにも行けません。 いや、食事の買い出しくらいは許可されている。 

 

 

コンビニで、ウロウロするのと、その隣の牛丼チェーン店で、さっさと食事を済ませるのと、感染経路的に、どっちが拡大しやすいのか、素人でなくともよくわからない。 前例がない。 

 

この世界的感染被害は、結局、専門家も含め、みーんなよくわかってないのだと思います。 

 

そこには忖度がついて回る。 実際の感染の怖さ以上に、特に日本では人目も気になるのかもしれません。

 

 

事実、日本に到着しました、と数名のお客さんに連絡すると、早速みなさん「会いましょう」と言ってきます。 

 

 

まだ14日間の隔離期間が終わってないので、、、と返信するも、みなさん、のきなみ、一人残らず、「大丈夫、大丈夫」「問題ないです」「全然、気にしないですよ」と返してきます。 

 

 

十数名に連絡して、結果、ただのひとりも、気にされている方はいませんでした。 ニューヨークから来た、と言うと、もっと怖がられると思っていました。 このタイミングで、入国するなんて、非常識だ!と罵られるくらいかもと覚悟していました。 まったく予想と違っていました。

 

 

そのくらい、日本は「緩い」のでしょうか。 危機管理能力がバカになってる?当初はそう思いました。 

 

ニューヨーカーに比べると、確かに世界的感染病も、実際に自分が罹らないと、どこかで他人事みたいに思っている人も多いように思えます。

 

 

ただ、それは東京に限ってなのかもしれません。 地方の人だと必要以上の警戒心を持たれているとか。 事実、毎回僕が東京出張の度、一緒に飲むためだけに、岡山から東京まで遊びに来てくれる地元の同級生軍団も「今回はさすがにやめとくよ」と連絡が入りました。 いや、誰も頼んでない。 一度たりとて、来てくれとお願いしたことはない。 

 

 

「東京に行ったと知られたら、村八分にされちゃうから」と。 冗談なのか、本気なのかわかりません。 でも、僕の生まれ故郷である岡山は、やはり他の県に比べて、土着の閉塞感はいまだ強いのかなと思ってしまいます。 それが、僕の偏見によるものであれば、むしろいいのだけれど。

 

 

今年の春、関西の大学に通っている学生が、僕の地元に里帰りしました。 そこでクラスターを起こしたことが、全国的にニュースになりました。 その彼の実家は引っ越したそうです。 コロナ以上に恐ろしい話だと感じました。 そう、僕個人は、コロナの脅威以上に、生まれ故郷に見る、地元の「土着感」というか、「閉塞感」というか、「村八分感」というか、「横溝正史感」というか、そんな田舎ならではの風習、傾向、空気が怖かったりします。 いや、怖くはもうない。 ウンザリするだけだ。

 

それが嫌で、10代の頃、自力で行ける最も近くの都会、大阪、まで家出して、結果、ニューヨークのマンハッタンまで出てきちゃったのかな、と思うこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

話を戻すと、お客さんには彼らが安心するように、空港でもらった「検査:陰性」の証明書みたいなものを、写メで送るようにしました。 

 

 

世界最大のクラスターを起こした街から来た人間と直接会うことに、少しでも不安を消すようにとの心遣いのつもりでした。 ところがみなさん、どうでも良さそう。 あんまり、というか、まったく気にしていない様子。 

 

 

それどころか、中には「こっちが検査してないことに対する当て付けか!(笑)」みたいな感じで、冗談まじりで怒ってくる人もいたほどでした。 空港から出られた時点で、「黒」か「白」かというと「白」と思われていたのかもしれません。確率的には空港で検査パスした僕の方が安全、、ということなのでしょうか。

 

 

そして東京の人が、当初に比べ、そうコロナに必要以上の恐怖心を抱いていないのは、「ビビリ疲れ」だと知りました。 2週間の隔離後にお会いしたみなさんは、ほぼ全員、こう語ります。 「もう、感染したら、その時はその時だよね」。と。

 

 

何ヶ月も、自分なりに自粛してきた。 でも、まだまだ収束しない。 したと思ったら、第2波、第3波。 じゃあ、いつまで大人しくしとけばいいんだコノヤロウ。 ザックリ言うと、みなさん、そんな気持ちなんだと知りました。

 

 

あとは致死率が異常に低い、ということも大きいのかもしれません。 後遺症も残るし、相当、苦しいのもわかるんだけど、でも、死なないーーー。 

 

 

 

結局、死なない病気だしね。 そう笑う人もひとりやふたりじゃありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうあれ、それらすべてのお客さんと実際に会うのは、日本到着より14日後、です。 

 

 

今回の東京出張の3週間のうち前半2週間はまるまる無駄。 これじゃあビジネスにならない。 でも隔離期間は守るしかない。 くどいようですが、感染が怖いというよりも、何かあった際の既成事実を作る必要性があるからです。14日間は隔離してました。

 

 

 

 

そう考えると、「自粛要請」、、て、日本語、おかしくない??

 

自粛、、、を、、、、、要請?。。。。。。の時点で、自粛、、、、でななくない?要請される前に、自らするのが、、、自粛、、、じゃないのかな。 なんだかおかしな日本語です。

 

 

「要ボランティア」、みたいな。

 

 

もっというなら、「赤い白線」、みたいな。「丸い正方形」、みたいな。

 

なんなら、「このひとつだけをご自由に選んでください」みたいな。、、もういい?

 

 

 

 

次号へ続きますー。

 

 

 

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