今回はマッチングアプリ【with】で出会った
男性とのお話



withで出会った男性Nさん


マッチングアプリを初めて
比較的初期の頃出会った方とのお話です


Nさんのプロフィール

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​病院勤務の27歳(当時)
無駄に大きい車持ち
肉より魚派


Nさんはラフな雰囲気で

誰とでもすぐ仲良くなれそうなタイプ



冗談混じりなトークが得意で

話しているだけで楽しいタイプの方でした








初デート@創作和食


アプリ上で何度かメッセージをやり取りし

ご飯に行く事になりました



ご飯の予定を立てた後

通常であれば連絡先(LINE)を聞いてくる人が

ほとんどなのですが



Nさんはご飯の予定を立てた後も

常にアプリのメッセージでやり取りをしており



正直、当日ドタキャンされるのではないかと

不安な気持ちが大きかったです






そんな不安な気持ちを抱きながら

初デート当日、待ち合わせ場所にいくと

Nさんらしき人を発見



むこうも私の存在に気づいてくれたようで

Nさんから声をかけてくれました



ご飯屋さんはNさんが用意してくれていたので

どんなお店に行くのか分からなかったのですが



到着したお店は、小洒落た創作和食屋さん



席は半個室を予約してくれていたようで

お話しやすい環境で食事を楽しめました



この日の収穫は


・Nさんは次男でお兄さんがいる

・学生時代はテニス部だった

・お酒は好きだが弱くすぐ酔っ払う


ということ



そして最大の収穫は

Nさんは距離がかなり近いということ



病院勤務で患者さんに触れたりするから

距離感を気にしていないのかもしれませんが



笑うたびに肩が触れたり

メニューを見るときに顔が近かったり



いわゆる【あざとい系】な

距離感で男性相手ながら戸惑いました







Nさんの酔いも回ってくると

さらに距離感は近くなり



ボディータッチも多くなってきたので

色々と理由をつけてその場はおひらきに



私は普段、マッチングアプリで出会った方との

お食事代は折半か少し多めに払うかなのですが




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フィーリングが合わなかったりして
今後のお付き合いを控えたいなと
思う方とのお食事代は
少し多めに払うようにしています



今回のお食事代は
Nさんが現金を持ち合わせていなかったため
(基本キャッシュレスだそうです)
全額お支払いしました



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正直、お食事にいくことは
2〜3日前から決まっていたのに
現金を持ち合わせていないという
準備不足さは配慮が足りないなと
思ってしまいました・・・


PayPayで送金するよ!とも言われましたが

当時の私はPayPayを使っていなかったので

お断りしました




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じゃあ次のデートは
全部僕が負担するから日程決めよう!


と、Nさんからその場で提案があったので
現金を持っていなかったのは
わざとではなかったのだと思います


せっかくお誘いしてくれているし
もう1回ぐらいデートしておこうかなと思って
次の日程も決めてその日は解散しました








2回目のデート@夜景ドライブ


2回目のデートはNさんの仕事終わりに

待ち合わせることになっていたのですが



駅前で待っていると

黒い大きな車が目の前に停車し



運転席にはNさんが


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仕事終わりに車のままきちゃった




この流れは車に乗らないといけないよな、

正直2回目でドライブはしんどいかもな、



と思いながらも選択肢は1つしかないので

助手席にお邪魔しました



幸いにも無駄に大きい車で

(車に詳しくないので車種は分かりませんが)



運転席と助手席の間がかなり広いタイプだったので

何かあったらとりあえずは逃げられそうだなと

避難経路の確認はしっかり行いました




とりあえず行こうか、と車を走らせて

市街地からは離れた道を走るNさん



「どこに向かってるかわかる?」と

ルンルン気分で質問してくるNさんですが



どちらの方向に進んでいてこの先に何があるか

大体把握している私は



なんとなくわかるよ、と言うのも

可愛げないかなと思い

「わからないな〜」と返答




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免許取りたての頃に友人たちと
よくドライブで行っていた場所で
地図を見なくても目的地に行けるぐらい
馴染みのある道でした



Nさんは「楽しみにしてて」とウキウキ



多分、私を喜ばせるために

考えてくれていたのだと思います



そんなドライブの途中で

お腹も空く頃だし、どこかでご飯を食べよう

ということになったのですが



ドライブしている道的には

ファミレスやコンビニ程度しかない道なので



とりあえず適当に空いている回転寿司屋さんへ



夜ご飯がてら軽くお寿司を食べて

お会計はNさんが



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この前、払ってもらったからね
ここは僕が払うよ!気にしないでね!


その言葉を言ってもらえたのは嬉しかったですが

Nさんの「気にしないでね」という言葉が

どうしても引っかかってしまった私。。。



ここ、チェーンの回転寿司ですよ?


1皿100円のところですよ?


私3皿しか食べてませんよ?


前回のお店で私がいくら払ったか知ってますか?



こんな事、考えるから器が小さいとか

言われるのかもしれませんが



言葉は人それぞれ捉え方があるので

言葉遣いには気をつけようと改めて思いました





ドライブの目的地


回転寿司を出た後は

車で目的地に向かいました



待ち合わせした頃は夕焼けが綺麗な空でしたが

ご飯を食べている間にすっかり夜に



そして到着したのは夜景スポット



ここは、比較的穴場なスポットだそうですが

地元では有名なデートスポット



山の中にありますが比較的整備されていて

展望デッキのようなものもあり

ゆっくり座れる椅子が多く人気の場所です



ただ、この日は夕方まで雨が降っていて

地面はぐちゃぐちゃで水溜りも多く

椅子も濡れているため座ることもできません



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雨降ってたから
座ったりできないの残念だね〜


と、Nさんは座れないことを残念がっていましたが

私はそれよりも残念なことが・・・



当時デートしていた時期は夏ということで

布生地のサンダルを履いていた私



雨上がりのグラウンドを

サンダルで歩くような感覚で

泥はつくし足も靴も汚れるしで



正直すぐにでも帰りたかったです




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​デートの時はTPOに合わせた
コーディネートにしたいから
行き先を事前に聞きたい女性は
私だけではないと思っています


さらには、山の中なので虫が多い



耳元でブーンという音が鳴ったり

バッタみたいなものが飛んでいたり



明るい時間ならまだしも

薄暗いためどこに何があるかもよく見えないし



夏の夜景デートはもう少し仲を深めて

言いたいことが言える関係性になってから

来る方が良いなと勉強になりました






とにかくNさんには

遠回しに帰りたいことを伝えるために



蒸し暑いね〜とか、車で涼まない?とか

色々提案しましたが効果なく



展望デッキで手を繋がれたりハグされたり



まあ、夜だし夜景スポットだし

そういう雰囲気に持っていけると思ったのでしょう



ただ、Nさんも流石に暑かったのか

その数分後に「やっぱり暑いね」と

車に戻ることに成功








車に乗り込むときに


靴泥だらけになっちゃったんだけど

そのまま乗っても平気?


と、一応断りを入れてから助手席へ



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全然大丈夫だよ!
汚れてるっていっても
靴底ぐらいでしょ?


多分ね〜 と言いながら乗り込みましたが



ヒールのあるサンダルだったので

ヒール部分は確実に泥コーティングされてるし

思いのほか汚れているんだろうなと思いながら



大丈夫って言ってたし別にいいか!



と、気にするのはやめました



帰り道は途中でコンビニに寄ってくれて

アイスコーヒーを買ってもらい

飲み物を飲みながら自宅近くの駅まで

送ってもらって2回目のデートは終了








お家に帰って足元を見ると

少年野球にでも所属しているんですか?

と、聞かれそうになるぐらいの汚れ具合でした





ドライブデートの次の日


ドライブデートの後は

いつも通りお風呂に入って就寝



次の日の朝、朝ご飯でも食べようかと起きると



右足に激痛



初めはどこが痛んでいるのかも分からず

パニック状態



ベッドに座りながら1箇所ずつ

痛みがないか確認すると

足の裏が痛む事に気づきました



見ると土踏まずが見た事ないくらいに腫れている



とにかく激痛で歩くこともままらないため

急いで病院へ



病院に行くにも一苦労で

そもそも靴が履けないので

左足はスニーカーを履き、右足は素足



歩くこともできないため

片足で小刻みにジャンプしながら移動



なんとかタクシーに乗り込んで病院へ



病院では事情を説明すると

車椅子を貸してくださったので

病院内は車椅子で移動していました




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これが人生初の車椅子でしたが
こんな形で使う事になるとは・・・



診断結果は


ブヨ(ブユ・ブト)に刺されたのだろうと




完全に昨日のドライブデートのせいじゃんか!



雨上がりの山に夜景見に行ったからやないか!



病院の先生にも、サンダルで山に行くのは

夜でも昼でも刺されに行ってるようなもんだ

と言われましたが



先生、私のせいではないんです



まさか夜景見に行くなんて思ってなかったんです








結局、塗り薬と飲み薬で治していくしかなく

処方箋をもらってその日は帰宅



ただ、塗り薬も飲み薬も痛みを緩和するもので

腫れが瞬時に引くわけではないので

2〜3日仕事も休むハメになりました



Nさんには足が腫れたことは報告していませんが

Nさんもどこが刺されている可能性はあります

(半袖半ズボンでしたから)



そこから3回目のデートに発展することなく



というか、Nさんとの楽しい思い出が

足の腫れのせいでなかったも同然になってしまい



お誘いはいただいていましたが

なんとなく断り続けて関係性も自然消滅








これからデートに誘う方(誘われる方)


どこでどんな虫に出会うか分からないので

特にこれから暖かくなる時期は

私みたいにならないようにご注意ください



(めったにこんな事にはならないと思いますが)



そして、デートに誘う側の皆様は

特殊な場所(海や山・高級レストランなど)に

行こうと思っているのであれば

事前にお相手に伝えてあげてくださいね



TPOは自分の身を守るためにも

大切な事なんだなと改めて実感



そしてもう、真夏の雨上がりの夜景スポットには

行かないと誓った私なのでした




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