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Sさん経営のBarにて


イタリアンレストランでディナーをした後

Sさんが経営するBarにお伺いしたのですが



まだオープン前という事で

お店に到着するなりSさんはオープン準備



私はお店で一番人気のカクテルを

景色の良いソファー席でいただきました



そのままお店のオープンと同時に

Sさんとお喋りできるようにカウンターへ移動



1時間ほどは2人だけでお話をしました



その後、常連さんがご来店をされ

カウンター席はあっという間に満席に



もちろん、常連さんからは

「君誰?」という感じの目線を喰らうわけですが

Sさんの知り合いという程にしておきました



そのままなんとなく帰るタイミングを逃して

気づくとお客様全員帰られてしまっていたので



「私もそろそろ帰ろうかな」



と声をかけると

「じゃあ、お店閉めるから一緒に帰ろう」と



Sさんはお店の閉め作業をテキパキと行い

私はその間、ソファー席に移動して

少し横になっていたのですが



気づくとSさんもソファー席にいて

そのままあれよあれよと



気づけば身体を交えていました








身体を交えた後は、何事もなかったかのように

2人でお店を出てタクシーに乗って帰りました




週一で会う関係


怖いもので、一度身体を交えてしまうと

相手に対する緊張感もなくなり



まるで相手のことを全て知っているような

気分になってガードも緩くなっていたのでしょう



そこから頻繁にSさんからお誘いをいただき

気づくと週一で必ず会うようになっていました



お決まりのコースは


20:00頃 駅前で待ち合わせして夜ご飯


22:00頃 お腹が満たされたらコンビニへお酒調達


→そのままホテルに移動して飲み直し


24:00頃 ひとしきり飲んだら身体の関係へ



この時に気づいたのですが

Sさんはお酒を飲まないと身体の関係を

求めてこないということ



逆に言えば、身体の関係になりたいときは

無理矢理にでも飲ませてくるということ



Sさんいわく


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飲まないと雰囲気作れないでしょ?




そういうものなのかな?と思いながら

流されるがままお酒を飲み身体を許す



という、関係が約3年ほど続きました



セフレにしては3年って長くない?

と、知人にもよく言われますが



Sさんの場合、会うたびに必ず

身体の関係になるものの



年越しやクリスマス、節分やお誕生日など

イベントごとをマメに祝ったり



予定が合えば頻繁に旅行にいったり

まるでお付き合いしているかのような遊び方で



セフレということを忘れてしまいそうになる程

楽しい思い出があったからなのかなと思います




​3年間のセフレ関係が途絶えた理由


逆に、なぜ3年も続いたセフレ関係が

途絶えてしまったかというと



Sさんには他にもマッチングアプリで出会った

セフレ関係の女性が約20名ほど居たから



これは私も悪いのですが

Sさんがいつもスマホを触る様子を

なんとなく覚えていたため



Sさんの携帯のロック番号を解読できていました



サムネイル
 

Sさんは番号というよりも
配列を重視した暗証番号だったので
とてもわかりやすかったです



いつものようにホテルに行った際

ちょっとした好奇心でSさんの目を盗んで

携帯の中を覗いてしまいました



もちろん見るのはLINE







上から色々な女性の名前が表示されており

やり取りも比較的私と似たような感じ



みんなおそらくSさんと身体の関係が

あるのだろうなというのがわかる内容でした



逆にいうと、そこまで多くの女性と

しっかりやり取りできているのは



Sさんがこまめだからだろうなと

逆に関心してしまうぐらい



膨大な女性とのやり取り




私と一緒にいる時は、よく同じ話をしたり

私が話したことを忘れていたりすることが多く

そういう性格なのかなと思っていましたが



いや、これだけ多くの人とやり取りしてたら

そりゃ同じことも話すし話した内容忘れるよね








そして今まで不思議に思っていたことも

ようやく辻褄が会うようになりました




沢山のセフレからのアプローチ


私といる時によく電話がかかってくることがあり

いつも着信を見ては無視をするSさん



大丈夫なのか尋ねても


サムネイル

友達だから大丈夫!
どうせ酔ってるだけだよ!


と、いつも電話に出る事はありませんでしたが



それはセフレ達からの

「今から会えないか」連絡だったようです



電話は比較的夜中にかかってくることもおおく

その度にSさんはため息をついたり

めんどくさそうにしていましたが



まあ、セフレって都合の良い関係ですからね

相手にとってもSさんにとっても



なので、夜中の呼び出しはザラにあるのでしょう




私もたまに「こんな時間から?」という時間に

Sさんから連絡がきたりしていたので



今思うと、元々予定していたセフレとの都合が

悪くなって急遽代わりになる人を

探していたのだとおもいます




また、ある時は

Sさんと街を一緒に歩いていると



急にSさんが周りを警戒しはじめ

しきりに携帯を確認し



挙げ句の果てには

「寄るところあるから先に行ってて」

と、言われることもありました



当時は、そこまで深く考えてはいませんでしたが

おそらく他のセフレが近くにいて

バレるのを恐れたのかなと思います




確かにセフレが20人もいれば

どこかですれ違ってもおかしくないですし




バッタリ会うこともありますよね



20人セフレがいる人の日常は

こんなにも大変なのかと







正直Sさんとはセフレ関係を続けても

良いのかなと思っていましたが



私の代わりが20人いると思うと



え、私いらなくない?



と、思ってしまい自然と誘いを断るようになって

気づけば自然消滅してしまっていました





Sさんのその後


Sさんの経営するお店にも

連れて行ってもらっていたので



常連さん達とも仲が良く

常連さんとはたまに連絡を取ったりするのですが



Sさんは変わらずお店を経営されているようです




ただ、私とSさんの関係が終わったあたりから

Sさんのお店には新しい若い女の子の

常連さんが1人増えたようです



その子はSさんの知り合いだそうで

閉店間際までお店にいることも多いそうです




その話を聞いた時に、

「もう私の代わりになる他の子を見つけたのか」

と、思いました




今もなお、その20人とセフレ関係を

続けておられるのかは分かりませんが



紳士的な大人の男性でも

わからない一面があるものだなと勉強になりました