昨日はニューオーリンズの重鎮ミュージシャン、ドクター・ジョンの命日でした。
ドクター・ジョンの音楽はR&B/ブルースを軸にジャズ(ニューオーリンズ・ジャズ)など様々な要素をニューオーリンズらしくごった煮した感じです。
自分はどちらかと言えばセカンド・ライン・ファンクを掘り下げている過程で彼の音楽に出会ったって感じです。
代表作はそんなニューオーリンズ音楽入門的な「ガンボ」ですが、個人的にはこれまたニューオーリンズらしくブードゥー教の文化を背景にし、68年にリリースしたデビュー・アルバムの「グリ・グリ」が一番好きです。
ダンスや歌、さらには生贄や神懸りなど儀式を行う民間信仰をテーマにした非常にサイケデリックな作品です。