【今日の一枚】Ritual de lo habitual / Jane's Addiction | ラーメン、音楽、銭湯、そして…時々、女

ラーメン、音楽、銭湯、そして…時々、女

音楽が好き。
でも最近は音楽が俺からどんどん離れていく…
一応自称ミュージシャン。
生涯アーティストでい続けたい。
でもギターしか弾けない…。
いや、ギターすら弾けないw
現実の俺は何者?

Ritual de lo habitual / Jane's Addiction

【Happy Birthday】Dave Navarro
昨日はジェーンズ・アディクションのギタリスト、デイヴ・ナヴァロの誕生日でした。
デイヴはレッド・ホット・・チリ・ペッパーズに加入していたこともあり、ジェーンズ解散後の方がメディアに取り上げられるようになりましたが、やはりこの人のギター・スタイルはジェーンズ・アディクションでこそ最大限に発揮されています。

ジェーンズ・アディクションはR.E.M.、ピクシーズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどと共にオルタナティブ・ロックの土台を作ったバンドと言われていますが、このバンドが自分にもたらした影響は計り知れないです。
ほぼ自分と同世代でバックボーンや感性など共感できる要素が多かったのはもちろんですが、なにより彼らの音楽に圧倒されました。
ハードロック/ヘヴィメタル、パンクなどを基調としながら様々な音楽の要素が渾然一体となった独自のスタイルは、同時期に流行ったミクスチャー・ロックなどとは一線を画していました。
自分も枠にとらわれずどんなスタイルの音楽でも「良い」と思えることはなんでも自分の音楽に取り入れられるようになったように思います。

90年にリリースされた3作目(メジャー2作目)の「リテュアル・デ・ロ・ハビテュアル」はそんな彼らの音楽性を極めた頂点となるアルバムです。
唯一無二のサイケデリアが繰り広げられています。
このアルバム収録の「スリー・デイズ」は自分の中ではレッド・ツェッペリン「天国への階段」やイーグルス「ホテル・カリフォルニア」、ドアーズ「ジ・エンド」にも匹敵する大作であり名曲だと思っています。
このアルバム発表後の解散ツアーが、その後のロック・フェスティバルを方向づけたあの「ロラパルーザ」に発展したものだったことも、90年代以降の音楽シーンを語るうえでは欠かせないことだと思います。

余談ですが、(解散前の)ジェーンズ以外のデイヴ参加の作品ではソロや再結成ジェーンズ、レッチリよりも、ジェーンズ時代の盟友エリック・エイヴェリーと結成したディコンストラクションがものすごく好きだったんですが、現在ではCDでも配信でも入手困難なようで残念です…