こちらの続きです。
心拍数に変化があると
すぐに部屋直結のナースステーションから
カーテンを開けて飛んでくる看護師さん。
男性の看護師さんに
心拍数の変化の様子からすると
午後まで持つかどうか…
会わせたい人がいたら
呼んであげてくださいね…
と改めて言われました。
父の弟たちは遠いし
お別れまでの 約4時間弱は
家族3人だけで見送ることに。
心拍数の変化で数回来てくれた
男性の看護師さんが
早い段階で
この様子だとお昼ごはんは
外には食べに行かない方が
良いと思いますので
申し訳ないですけど
下の売店で何か買って
交代で休憩室で
食べておいてくださいね。
何かあったら
いつでもここに戻れるように…。
と伝えてくれました。
看護師さんたちは
もう慣れた感じというか
事務的に処理されてる雰囲気があって。
当たり前ですよね。
うちは東京近郊の
典型的な核家族で
あまりこういう場面に触れることがなく
初めてだったけれど
(同じ市内でも農家さん地域に行けば ご近所でのいろんなやりとりがあるらしい。翌日はそういうことをよく知ってる 元銀行員の栃木のおじが 無知な私たちを心配して ご夫婦で様子を見に来てくれた)
病院の方は毎日のように
旅立つ人がいるわけで
流れ作業的に
事務的になるのだと思います。
良いとか悪いとか
言いたいのではないのですが
ただ 人の生死に関わる仕事って
お金で働く人じゃなくて
心根が優しく 信念持って携われる
しかも芯が強い人でないと
務まらない仕事なんだなぁ…
と思いました。
わたしにはできない仕事なので
不満を言うつもりは毛頭ないです。
でもねこの病院
女性の看護師さんの方が
トゲトゲ 仕方なく
事務的に働いてる雰囲気が強く…
(入院中もいろいろ思うことあったけど
人間性って 一挙手一投足に出ますよね…)
この日の男性の看護師さんは
病院を出る最後まで丁寧に寄り添ってくれ
とはいえ患者の状況に流されることなく
的確に丁寧に動いてくださって
本当にありがたかったです。
11:06の時点の写真が残ってました。
朝は高かった心拍数が
時間と共にどんどん下がってきていました。
その様子を見て
声を都度かけてくださった
男性看護師さんのご配慮のおかげで
父の人生 最後の4時間ほどは
本当に思い残すことなく
たくさんの感謝の言葉で
声をかけることが出来ました。
お父さん よく頑張ったね!
お父さん 本当にありがとう!
お父さん 家族のことを大事にしてくれて
本当にありがとう!
お父さん 天晴れだったよ!(私)
お父さん たくさんの愛情をありがとう!(弟)
お父さん 働いてくれてありがとう!(母w)
お父さんは 本当にすごい人だったよ!(私)
お父さん もっと山に行かせてあげたかった(母)
…
とにかく ひたすら
思い思いに話しかけたのですが
内容で 性格や個性って でますね。
わたしはポジティブなお父さんの良いところや
伝えたかったこと、感謝を文章を変えていろいろ…
弟は ひたすら
ありがとう的なことを言い続けて…
母は 「どうしてお父さんがこんな可哀想なことになったのかね?」など 病院への恨み節も混じったいろんな愚痴が多かったw…
(酷い事されたね… 可哀想だったね… 気の毒だったね…的な)
お母さんよ…
もうすぐ命が終わる人に
言葉かけるのに
そんなネガティブなこと
言うなよ〜w 笑
母の恨み節を聞いては
わたしがすかさず
ポジティブな言葉で打ち消す
のラリーの繰り返しでw
やっと途中で母も気づいたのか
後半は ありがとうと感謝の言葉になって
良かったです。笑
そんな感じで 3時間も声かけてたら
もうこちらも 思い残すことないくらい
お父さんに伝えたかった事
全部言えたように感じました。
3時間 ぶっ続けで
感謝の気持ちを
声にして かけ続けるって
なかなかない経験で
喋りすぎて
脳震盪起きそうなほどでした。
このようなお別れの時間が持てたのは
稀有でありがたい事なんだな…
と思ったと同時に
(いとこの多くが 死に目に会えずに旅立たれた、と告別式で話してたのでその時にも再確認)
お父さんも
人生最後の3時間が
お父さんが1番大事にしてた
家族3人が揃って
その3人から感謝の言葉で埋め尽くされて
旅立てるって
幸せだったのではないかな?
あの
お父さんだから。
の 神様からのギフト。
わたしなんて
絶対に1人で
野垂れ死ぬんだと思います。笑
良いんですけどね、
それを想定してるし。
なんて事考えて
声をかけ続け…
写真の時間によると
12:13頃に
意識のないお父さんの目から
たくさんの涙が…
あぁ…
意識はないけど
ちゃんと聞こえてたんだね…。
そして身体は動かないけど
聞こえてるよって
涙で答えてくれた。
最後にコミュニケーション出来て
良かった…。
お母さんが
お父さん 涙出ちゃったね…
って言いながら
涙を拭いてあげていました。
改めて看護師さんに
ごはん ちゃんと食べておいてくださいね。
と声をかけられて
弟と母に 先に休憩室で食べてもらうよう
送り出し
わたしは父を見守ってました。
しかし。
2人が休憩室に移動して
5分も経たないうちに
どんどん心拍数が下がって
看護師さんがすっ飛んできました。
申し訳ないですが
早くお二人を
呼んできてください!




