「クローバーレイン」

もともと子どもの頃からの本好きのせいか、気に入った作家さんは
たくさんいます。40も間近になると、お気に入りの作家リストは
100人を越えていたり。
そうすると、新作を読むのも追いつかないくらいになるわけで。
どうしても新しい作家さんの本を読む機会が減るわけです。

最近そんな風潮を打ち破ろうと始めたのが

「ジャケ買い」です。
実際には図書館で借りているので買ってはいませんが、
作者名の棚を「あ」から順に眺めていくわけです。
背表紙のタイトルと色合い、装丁などで「ん?」と引っかかったら
とりあえず読んでみる。

もちろん「どうも合わないなあ」なんてことは当たり前なんですが
時には面白い本に会える。
気がついたら同じ出版社から出ている本がいいなと思ったりと
いろんな出会いがあるものです。

この作者さんはそういった「本の世界」を中心に書くミステリー作家。
面白いと思ったのが「人の死なないミステリー」しか書かないという所。
出している本は一通り読みましたが、基本ハズレがない。

この新作では、大きく腕を上げてきました。
先が気になり、謎が気になり感情移入し、と作者の手玉にとられてしまいました。
これが重松さんなら「してやられた」と腹が立つところですが(褒め言葉ですw)
この作家さんの場合、読後感がいいんですね。
本好きの人にぜひオススメしたい作家さんです。

前回の記事はこちら。
婚活ってどうなん? その1 「婚活」のイメージは、実は悪い?
婚活ってどうなん? その2 「婚活」って食わず嫌いされてない?
婚活ってどうなん? その3 恥ずかしい恋愛/恥ずかしくない恋愛

  <ある作家の思春期の思い出>


前回は「恥ずかしくない恋愛」観は、ドラマ・漫画・映画などによって
思春期(10~18才)に作られるのではないか。
そしてその中でも「恥」というのは最も避けたいものとして刻まれている、
ということを書きました。

さて、今回はある大物作家さんの思春期に感じたことのエッセイ、その
一部を紹介させていただきます。


$「モテない!」からこそわかった、縁むすびの秘密。関西の婚活「まっちなっち」-haruki1

というわけで、世界でも名前の通っている村上春樹さんでした。
根強いファンがいて、作家といえば知らない人はいないこの人でも
思春期には自分のことを欠点だらけ、と感じてしまう。
何という恐ろしい時代なのでしょう。

同じ学校の中に「ああなりたい」という憧れの存在がある。
流れから外れると視線にさらされ、下手をすると疎外されたように感じる。
自分にはいつも足りないものがあって、不満を感じてしまう学生時代。

はい、これは私の思い出です(笑) 皆さんはどんな学生時代だったでしょうか?


  <なかなか変えられない考え方>

今、これを読んでいる皆さんがいくつなのか、私には分かりません。
今回は25才を越えた方にお話させていただきたいと思います。
まだ、学生だった頃の記憶が鮮明な年代にはピンと来ない話だと思います。


一般的にみて、人は社会人になると、日々忙しくなります。
あっという間の一年が年々早くなり(恐ろしいくらい)、反対に自分の時間は
あまり持てなくなっていくものです。
一方経験は増え、今までよりも許容範囲が増えていくという面もあります。

一言にまとめるとするなら、
「他人のことはわりとどうでもいい」のが、大人の証拠なのかもしれません。
人生、いろんなことがあるから、少々のことでは動じない。

つまり
「あなたがどこで出会ったとしても」
「どんな人と結婚したとしても」

意外と皆気にしていない、そんなものではないでしょうか。

思い返してみてください。
・今、学生時代の友人と年に何回くらい会っていますか?
・まわりの人が何を考え、どんなことをしているか興味がありますか?



どんなに仲が良く、何でも話し合った友人がいたとしても
大人になれば「自分の給与の高さ」を口にすれば嫌味にとられるかもしれません。
逆に、どんな人と結婚したとしても「結婚したんだ、おめでとう!」
それ以上のことは言わないし、聞かないのではないでしょうか。

若いときに「相手を選んで結婚しろ」と言っていた両親は、
「誰でもいいから、あんたが良いと思った人がいたら結婚したらいい」と
意見が変わっているかもしれません。


それでも「でも」と思われたかもしれません。
若い時に、人から言われた言葉はいつまでも残ります。
でも、いつまでもその言葉に振り回されなくてもいいはずです。
恋愛観や結婚観も、年齢と共に変えてもいいのではないでしょうか。

最後に先ほどの村上春樹さんのエッセイの中略した部分をご紹介して、
この話を終わりにしたいと思います。

$「モテない!」からこそわかった、縁むすびの秘密。関西の婚活「まっちなっち」-haruki2


過去は過去。現在は現在。
もう一度、あなたの恋愛観を見直してみてはいかがでしょうか。


今回の文章に、皆さんの感情を害したりする部分があったかもしれません。
しかし、この文が何かのお役に立てればそれに勝る喜びはありません。
いつもながらの長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。



「モテなかった」過去
1.小学生編:バレンタインの謎
2.中学生編:告白のタイミング
3.高校生編:おしゃれに目覚める
4.大学生編(1):「関西デビュー」
5.大学生編(2):「当時のわたし」
6.大学生編(3):「モテ期?!」
7.社会人編:メールで探した「ご近所さん」
   その1「ご近所さんを探せ!」を知る
   その2「登録・そして知り合う」
   その3「Dさんと会ってみる」
   その4「Fさんと会ってみる」
   その5「Eさんと会ってみる」




   その3「希望条件・気があうは一致するか」
8.考えるコツ 

11.「成婚料」について考えたこと 

13.「結婚」と「ポーカー」の類似点 
14.迷う気持ち 
15.恋愛や結婚の相手を見つけるには
16.「婚活疲れ」について
17.婚活をしない理由
   その1「焦ったら負けだと思っている」
   その2「得るものと失うもの」
18.婚活(笑)

20.秒速で結婚。


婚活をする前に
1.このジャンルを読む前の注意 
2.なぜ部屋の片付けは進まないのか
   その1「指摘されるとやる気が失せる」 
   その2「逃避と不安」 
   その3「不安と怒りの関係」 
   その4「不安を解消するには」
3.普通の結婚がしたい
   その1「普通の結婚って?」
   その2「TVドラマの影響力」 
   その3「恋愛観の移り変わり」
   その4「どうすればいい?」
4.トレードオフ
   その1「どちらを選ぶ?」
   その2「外野の意見は邪魔」
   その3「経済の世界では」  
5.「普通」の人と出会えない理由

   その1「普通ってなんだろう」
   その2「正規分布を見る」
   その3「自分と仲間が普通」
   その4「みんな知っている普通」
   その5「普通が一番価値が高い」
   その6「『普通じゃない』は武器になる」
6.やっぱり恋がしたい
   その1「婚活では恋愛ができない?」
   その2「恋愛は中毒になるか」
   その3「忘れられない恋がある」
   その4「ジョーク:牧師の場合」 
7.なぜ、他人にイラつくのか。
   その1「どんな時に苛立ちを感じる?」
   その2「親子間の苛立ち」
   その3「認められたい気持ち」
   その4「7つの原因とその解消方法」
8.気になる言葉 
   その1”婚活の市場価値”のウソ 
   その2「スペック」 
   その3「婚活は年齢が若い方が有利?」 
   その4「収入の高い男性(1)」 損益計算書の考え 
   その5「収入の高い男性(2)」 貸借対照表の考え
9.婚期が遅くなってしまうかも? 
   その1「5つの特徴」
   その2「解決の方法」
10.「家を継ぐ」とは?
   その1「家系って大事?」
   その2「徳川家康の場合」
   その3「家系にこだわる3つの理由」
   その4「私の家の場合」
   その5「これまでのまとめ」
11.自然に出会って、結婚したい
   その1「自然と不自然の境目」
   その2「告白の可能な人数を予測する」
   その3「15才~25才の出会い方」
   その4「『ガツガツしている』はいつ出来たのか」
   その5「25才以降は、出会いの機会が減る」
   その6「男性の平均給与が下がっている」
   その7「恋愛結婚は本当は少ない!?」
   その8「今までのまとめ」
12.価値観の違いって?
   その1「楽しいと思う事が違う」
   その2「大事にするもの/ルールやマナーが違う」
   その3「それをしないだなんて、とんでもない」
12.リスクとは何か 
   その1 「結婚するリスクについて」
   その2 「『結婚はリスクが高いよ』派の言い分」
   その3 「その発祥と言葉の変化」
   その4 「リスクは回避できるのか」
   その5 「選択しないリスクとは」
   その6 「結婚反対派の言い分を考える」
   その7 「結婚にリスクはあるか?」
   その8 「結婚が悪く言われる理由」
13.婚活ってどうなん?
   その1 「『婚活』のイメージは、実は悪い?」
   その2 「『婚活』って食わず嫌いされてない?」
   その3 「恥ずかしい恋愛/恥ずかしくない恋愛」
   その4 「恥ずかしいって何だろう。」


結婚・恋愛に関するデータ
1.おひとりさまが4割?
2.出会いのきっかけを探る
   その1「アメリカ流の出会い方」
   その2「恋にイベントはつきもの」
   その3「恋愛の保証とは?」
   その4「景気が悪いと恋愛は減る!?」
3.結婚相手に出会うタイミング「出会った月・出会った年齢」
4.アメリカ・日本の結婚と離婚の現実


恋愛標語
1.その1 その2 その3 その4 その5 その6


日々の生活

2.最近読んだ本1(室積光) 

<
5.ヨーグルトを作る 
6.最近読んだ本2(万城目学) 


12.最近読んだ本 その3 恒川光太郎 
13.最近読んだ本 その4 瀬尾まいこ 

16.中学生・告白・タイミング 

19.ジャーキーを作ろう。

22.最近読んだ本 その5 伊坂幸太郎
23.ガラパゴスなこと
24.今年の願い
25.結婚は「得をしない」もの。


婚活サービス比較
1.その1「友人の紹介」 
2.婚活って、料金高いの? 
3.その2 「パーティー型婚活」 
4.その3「ナンパ」 
5.その4 「インターネット型(メール交換型)婚活」 


前回の記事はこちら。
婚活ってどうなん? その1 「婚活」のイメージは、実は悪い?
婚活ってどうなん? その2 「婚活」って食わず嫌いされてない?

今回は、前回に予告したとおり「恥ずかしい恋愛」「恥ずかしくない恋愛」について
考えてみたいと思います。

さて、「恥ずかしい/恥ずかしくない」 こう書くと二つ条件があるように見えますが
実はこれ、一つの条件です。

分岐するチャートで表すならこんな感じです。

条件Aを満たしている? → はい 「恥ずかしくない」
               → いいえ 「恥ずかしい」


それではこの「条件」を考えてみたいと思います。
ポイントになるのは、「自分の周りの知り合いにどう思われるか」
自分自身のため、というよりも、家族・友人知人にどう思われるか、というのが
この「恥ずかしい」というポイントなのではないかと思います。


  <3つの「恥ずかしくない恋愛」の条件>

A.新しく知り合った人

知り合う相手は「皆が知らない人」であるほうが望ましい。
これは、どうしてかといいますと、周りに知られている場合

・前の恋人/配偶者を知っていたりする
恋愛話や噂が知られているとなると、微妙に気まずかったりします。
比較されたり、場合によっては悪意をもたれたりするかもしれません。

・交際に失敗すると恥ずかしい
振られてしまったときに、その後も近くにずっといるわけですから
これまた気まずくなってしまいます。

・魅力を感じない
魅力がある人なら、とっくの昔に声をかけているはずです。
自分の好みではないのだから、声をかけなかった可能性が高いです。

こういった理由で、新しい場所で知り合った人が望まれるようです。
反対に身近な人と交際をはじめるのは、「妥協」だとか、
「身近で手を打った」などと言われないか気になるのかもしれません。


B.自分で相手を決めたい

自分が「この人だ!」という気持ちになって、相手に交際を申し込みたい。

・合コンで「妥協して」何となく付き合い始めたり
・前の恋人とずるずる「別れたりまた付き合ったり」を繰り返したり。
・親に言われて紹介された相手と、「しょうがなく結婚」したり。

こういった「なんとなく」といった付き合いよりも
より劇的で、ドラマがあるような交際を望んでいる所はないでしょうか。

自分で「ずっと心に秘めた相手」がいたり、「一途に好きな人を思ったり」
するほうが、良しとされていないでしょうか。
自分から、その人を「強く好きになった」、という気持ちが起こらないと
恋愛を始める気にはならない、という人は多いのではないかと思います。


C.自慢したい

希少価値のある人がいいと思う。
・顔がいい、スタイルがいいといった「外見」が良い人。
・資産家の実家、高給取りな職業など「お金」に富んだ人。
・望みを叶えてくれたり、奢ってくれたりと「自分に優しい人」


自分の家族や知り合いに、いい人と知り合った、と自慢できます。
反対に、社会的に良しとされていないこと、例えば
・タバコ
・ギャンブル
・浪費癖
・借金
・アルコール
・暴力

などは「恥ずかしい」となってしまう傾向があるようです。


  <恋愛のスタイルはいつ決まるのか>

3つの条件を並べてみましたが、皆さんどう思われましたか?
ああ、当たってるという人もいらっしゃるでしょうし、ぜんぜん違うよ、という
方もまたおられると思います。


さて、この条件は「ドラマ・漫画・映画」などにでてくる「王道」、つまり
ベタな展開といわれるものを参考にしてみました。もし気分を害された方が
いらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。

主人公が男性であれ、女性であれ、その相手はたいてい
「自慢したくなるような美形で、なおかつ能力を持った人」と
「新しい場所で、劇的に出会い」
「いろんなすれ違いや邪魔が入って、最後に告白する」わけです。


うん。思春期の人間が影響されないわけがないですよね。
多くの人は、恋愛を学生時代にして、そこで「恋愛とはどんなものか」という
意識を作っているのではないでしょうか。
そして、恋愛の価値観を多かれ少なかれ「ドラマ・漫画・映画」から
受け継ぐのではないかと思います。


学生時代は、毎日同じ場所に同年代が集まるわけです。否応なく友人や、
同級生と自分を比較してしまいます。
そんな中、「恥」というのはできるだけ避けたいものの一つです。

いつのまにか恋愛スタイルが決まっていて、その中の大きなものに
「恥ずかしいものは避けたい」という気持ちがある。
それでは、この恋愛観は正しいのでしょうか?

次回は、ある大物作家の告白をご紹介したいと思います。
続きます。
前回の記事はこちら。
婚活ってどうなん? その1 「婚活」のイメージは、実は悪い?

前回の記事では「婚活」という言葉は実は嫌われている。
そして、婚活と聞いて思い浮かべるのは次のようなイメージだということを
書きました。

1.出会い系は危険。つまり婚活も知らない人だから危険に違いない!
2.お見合いって、変わった人(普通じゃない人)しかいないんじゃない?
3.人との出会いにお金がかかる、ってなんか違和感がある。
4.大勢に会う必要があるみたいだし、そんな時間がない。
5.条件が優先で、機械的なイメージがある。



それでは、これらのイメージに対して説明をしてみましょう。

A1.出会い系は危険、というのはマスコミ・ニュースによるイメージが大きい。
   友人を介して出会ったとしても、危険がなくなるわけではない。

A2.「結婚していない=変わっている」というのは偏見。面白おかしく
   書かれている婚活ネタを鵜呑みにしすぎ。

A3.人と知り合ったり、仲良くなるためにはやはり「交遊費」「交際費」
   かかっているのではないでしょうか。

A4.自分のペースで進めればいいのであれば、一度に大勢に
   会う必要はないし、時間が無いのであれば、出会いのきっかけも作れないのでは?

A5.恋愛から必ず結婚とは行かないように、結婚を考えるときには諸々の条件を
   意識するのは当然のことではないでしょうか。


ところで、このようなイメージをしている人のほとんどは
「婚活をしたことがない」、と推測されます
実際に始めてみれば経験で分かることも「なんか気が進まないから」と避けていれば
誤解や偏見は解消されません。

今まで実際にいろんな方にお会いしてお話をしたり、ブログでも記事を書いてきましたが
結婚や、恋愛についての説明をしても、最後に出るのは

「でも」
「だって」


この言葉が出ると、全てそこでおしまいです。
いくら説明をしても、受け入れてもらうどころか、聞いてみる気持ちも
無くなってしまうようなのです。

なぜならこの言葉、理屈や道理ではなく「感情」なのです。

個人的には「でも」を重ねても、願いが叶うわけはないと思っています。
こう言ってもまた「でも」と返されるのでしょうけど。

さて、感情と書きました。
この感情とは何かというと

「恥ずかしさ」

ではないでしょうか。


「恋愛結婚」という言葉の重みで、恋愛と結婚はセットで考えられるようになりました。

そして、その恋愛は「自分一人で」はじめるもの、とされているようです。
このほかにも「望ましい恋愛の姿」と「望ましくない姿」があって
その作法から離れることは恥ずかしいと思ってしまうのではないでしょうか。

この作法、誰が決めたんだと思いませんか? 私は「この方」が、
私の世代の仕掛人だと思っています。

次回は「恥ずかしい恋愛/恥ずかしくない恋愛」というテーマで考えてみます。
続きます。