家づくりの理想と現実 | 住まいのすゝめ

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あなたの夢の家を建てるとき、現実とのギャップに悩むことはありませんか。お金や土地の問題、法律や社会のルール、環境や健康のことなどが、夢の家と手に入れられる家との間に壁を作ります。この壁にぶつかった時、どうしたらいいでしょうか。今回は、夢の家を手に入れるためのコツをご紹介します。

住み替えを人生のリセットとして考えてみる

新しい家に引っ越すことは、人生をリセットするチャンスです。今の家から新しい家に引っ越すことは、自分たちの人生や価値観を変えることができます。子供がまだ小さいご夫婦は、子供の教育や成長に合わせた家を考えることができます。子供たちも大人になって自分たちで暮らすようになったら、老後の生活や趣味を楽しむ家を考えることができます。新しい家に引っ越すことは、自分たちの人生のターニングポイントでもあります。パートナーと心から話し合うことができます。親や子供との関係や夫婦のあり方など、自分たちがどう思っているかを共有できる機会になることがあります。

また、新しい家に引っ越すことは、自分たちの持ち物や思い出を整理するチャンスでもあります。日本人ではよく言われる「断捨離しましょう!」という言葉を聞いたことがあると思います。必要なものだけ持ってシンプルな生活をするという考え方です。でもそれは簡単そうで難しいですよね。でも唯一断捨離できるタイミングというのも新しい家に引っ越す時だと思います。

物事を別の角度から見てみる

物事を別の角度から見ることで、新しい発見や解決策が見つかることがあります。これを「パラダイムシフト」と言います。夢の家と現実の家とのギャップにぶつかった時、物事を別の角度から見ることで、自分たちにとって本当に必要なものや優先順位が見えてくるかもしれません。

例えば夢の家を考えた時に、
●本当に必要な家具は何か。
●本当に必要な広さは何畳か。
●本当に必要な立地はどこか。

これらを考えてみると、夢の家が変わってくるかもしれません。

リビングにソファーを置く方がいますが、本当にソファー必要ですか。親からもらった古い家具は本当に必要ですか。それを考えてみると、夢の家が変わってくるかもしれません。

リビングや子供部屋の広さにこだわる方がいますが、その広さは本当に必要ですか。広い家は快適ですが、高くつきます。また、年を取ってからは、暖かい家や涼しい家の方が大切です。断熱や気密などの性能を高めることで、快適性や経済性を上げることができます。

土地を探す時に、自分たちが欲しいと思っている立地にこだわる方がいますが、その立地は本当に必要ですか。立地によっては、土地代や税金が高くなったり、法律が厳しくなったりします。また、交通費や時間の節約と考えた時に、立地の差額は自分たちにとって本当の利益になるのではないかという視点もあります。

夢の家と現実の家とのギャップは、悩ましいものですが、それを乗り越えることで、自分たちにとって最適な家を見つけることができます。新しい家に引っ越すことを人生をリセットするチャンスと考えて、物事を別の角度から見てみることで、新しい発見や解決策が見つかるかもしれません。夢の家を建てることは人生の一大プロジェクトです。夢や希望を形にするために、チャレンジしてみましょう。

 

動画:トンボハウス【YouTube】