国産材で築く、快適で持続可能な住まい。
住む人に優しい家づくりは、快適で暮らしやすい空間を提供することが最も重要です。さらに、地球環境に配慮した家づくりができれば、それは理想的な状況と言えるでしょう。私たちは、国産の木材を積極的に使用し、環境に優しい家づくりを実現しています。
目次
1|快適で暮らしやすい空間の提供
2|国産材の利用とその利点
3|CO2削減効果と環境への配慮
4|輸送エネルギー消費量の比較
5|木造住宅の環境へのプラスの影響
6|プレハブ住宅と環境負荷
7|持続可能な住宅建築の実現
1|快適で暮らしやすい空間の提供
国産材は、木造住宅に適したバランスの取れた材料です。木材は自然の温もりを感じさせ、室内の湿度を調整する効果もあります。これにより、快適で健康的な住環境が実現します。また、国産材を使用することで、地元の林業を支援し、地域経済の活性化にも貢献できます。さらに、国産材は輸送距離が短いため、輸送に伴うCO2排出量が少なく、地球環境にも優しい選択肢となります。
2|国産材の利用とその利点
外国産や遠方の国内産木材の使用は、輸送に伴うCO2排出量が多くなるため、環境への影響が懸念されます。例えば、輸入木材の輸送にかかるエネルギー消費量を計算し、それを国産木材の輸送エネルギー消費量と比較すると、輸送距離が短い地域産木材を使用することで、欧州産木材の約22分の1のエネルギーで同量の資材を使用できることがわかります。これにより、環境負荷を大幅に軽減することができます。
3|CO2削減効果と環境への配慮
木造住宅に使用される木材は、成長過程でCO2を吸収し固定化するため、環境にプラスの影響を与えます。実際、木造住宅は建築が続く限り、約7.5トンのCO2を固定化することができ、これは50年生の杉70本分に相当します。さらに、木材は再生可能な資源であり、適切な管理を行うことで持続可能な利用が可能です。これにより、地球環境への負荷を最小限に抑えることができます。
4|輸送エネルギー消費量の比較
輸送エネルギー消費量の比較では、輸入木材の輸送にかかるエネルギー消費量が非常に高いことがわかります。例えば、欧州産木材を輸送する場合、そのエネルギー消費量は国産木材の約22倍にもなります。これに対して、国産材を使用することで、輸送に伴うエネルギー消費量を大幅に削減することができます。これにより、環境への負荷を軽減し、持続可能な住宅建築が実現します。
5|木造住宅の環境へのプラスの影響
木造住宅は、建築過程でCO2を吸収し固定化するため、環境にプラスの影響を与えます。さらに、木材は断熱性能が高く、エネルギー効率の良い住宅を実現することができます。これにより、冷暖房費を削減し、住環境を快適に保つことができます。また、木材は自然の温もりを感じさせるため、住む人にとって心地よい空間を提供します。
6|プレハブ住宅と環境負荷
プレハブ住宅、特に鉄骨構造のものは、製造過程でのCO2排出量が多いため、環境への負荷が大きいとされています。太陽光発電を組み込んだエコ住宅の広告が見られますが、製造時や輸送時のエネルギー消費、CO2固定化の観点から、真の環境配慮とは言えない場合があります。林野庁の資料によると、鉄骨プレハブ住宅は製造時に通常の3倍のCO2を排出するとされています。これに対して、木造住宅は製造過程でのCO2排出量が少なく、環境に優しい選択肢となります。
7|持続可能な住宅建築の実現
住宅性能を維持しつつ、地域林業を支援するためにも、可能な限り近場の国産材を使用し、国産材利用率を80%以上にすることが望ましいと考えられます。このような取り組みにより、環境への影響を最小限に抑えつつ、持続可能な住宅建築が実現できるでしょう。さらに、国産材を使用することで、地域経済の活性化にも貢献できます。持続可能な住宅建築は、住む人にとって快適で健康的な住環境を提供し、地球環境にも優しい選択肢となります。
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