好むと好まざるとに関わらず、昨日、64歳を迎えてしまった。

ハッピーバースデー休暇(私の職場にはそんな制度はない)ではないのだけれど、今日は有給休暇をいただいた。

休日出勤や早朝からの出勤が続いていたこともあり、表向きの理由は『体調管理のため・・・』というヤツだ。

本当は、「誕生日を迎えたので、さっさと老齢年金の手続きをしたい」という理由だ。ここだけの話ですけどぉ~。

この手の手続きや申請などというものに対して、私は従来から腰が重いほうなのだけれど、「お金が伴う手続きられ、何を差し置いても真っ先に手続きしろー」という奥さんの厳命が下り、誕生日の翌日に手続きを行うことにした。

なんの知識もなければ、未経験の手続きなので、何か齟齬があったり、書類に不備があってはマズイと思い、有給休暇まで取得してイザ、年金事務所の門を叩いた。

ところが、予約制だった・・・。

せっかく有給休暇まで取得して手続きに臨もうとしたのに、鼻っ柱をへし折られた気がした。

気の毒なジジイだと思ったのか、職員の方が「街角の年金相談センターの空き状況を確認してみましょうか?」と言ってくれた。

私「街角の年金相談センター?それって、ここと同じ手続きができるんでしょうかぁ?」

職員「はい。空いていれば、まったく同じ手続きができますよ」

私「お、お、お願いします」

暫く待っていると、職員「今日の午後3時なら空いてるそうです。予約いたしましょうか?」

私「是非とも」

親切な女性職員さん、ありがとうございました。

それにしても、有給休暇を取得しておいて良かったとつくづく思った。流石は私だ!

という流れにより、午後は『街角の年金相談センター』という場所に出向いた。

ここでも男性職員さんの親切丁寧な説明とサポートにより、無事に厚生年金の手続きが済んだばかりか、別途に郵送されていた厚生年金基金の手続きも指南していただき、もう郵送するだけというところまでこぎつけられた。●●さん、ご親切にありがとうございましたー♪

かくして、ご親切なお二人のお陰で、無事に私の老齢年金手続きは滞りなく完了した。有給休暇を取得しておいた自分も少しだけ褒めておこう。

体調管理のための身体を休ませることはできなかったけれど、年金手続きを済ませられたことで肩の荷を下ろすことができた気がしている文月の11日メモ

今朝はいつもの時刻に起床した。

奥さん「おはよう」

私「おはよっ」

奥さん「朝からスマホが鳴ってたけど」

私「あっ、そう」

 

スマートフォンを確認した。悪友たちからお祝いメールが届いていた。

お祝いと言っても、私がレコード大賞に輝いたわけでもなければ、勲章を頂戴したわけでもない。かと言って、会社で昇進することなどあるはずもなく、ましてや宝くじの高額当選を果たしたわけもない。

単に誕生日を迎えたからだった。

64歳を迎えて何がめでたいのか分からないけれど、アマノジャクにならずに「あざーす。今後ますますジジイ街道まっしぐらだー」とそれぞれ返信した。

とりあえずは「四捨五入すればギリギリ60歳だしぃ~」と自分に言い聞かせながら、未知の年齢を生きていこうと思っている文月の10日ニヤリ

先日、某会社から連絡が来た。毎年恒例の公園清掃奉仕を7月9日に行うので、お前も来いというものだ。

集合時刻は朝8時半だけど、集合する公園は青森市から120km離れた下北半島のむつ市・・・。

計算上は、時速120kmで走行すれば1時間で行けそうなものだけど、経験上は2時間強かかる。

長い付き合いだし、社長さんにはいろいろとお世話になっているので、二つ返事で行くことにした。

 

そして、今朝目覚めると今にも降り出しそうな曇天だった。

時間的な余裕を持って向かうに限ると思い、朝5時に家を出てむつ市に向かった。

案の定、土砂降りに遭遇したけれど、私の計算通り余裕を持って到着することができた。さすがは私だ・・・。

ひょっとしたら、雨天中止か雨天順延かとも思ったけれど、むつ市に着いた頃はすっかりと晴れ上がった。まっ、世の中はいつもこんなものだ・・・。

 

定刻通り作業開始かと思いきや、「市長さんが激励に来る」ということで、市長さん待ちになった。もっう少しゆっくりと来れば良かった・・・。

市長を入れて記念撮影。いよいよ作業開始だ。

皆さんは真剣にボランティア清掃に汗を流していました。皆さんあっての私です。

無事に公園清掃も終わり、青森へ取って返そうとしたら、電話をくれた会社の社長さんから「会社に寄っていけ」との厳命が下された。

早く帰りたいのにぃ・・・とは思ったけれど、この社長さんの言うことには逆らえないほどお世話になっているので、「分かりました。そうさせていただきまーす」と私。

その社長さんは80歳近いので私よりも一回り以上年上。見た目も日頃の言動も態度も正に『昭和男児』。今の若い人に言わせれば「歩くハラスメント」と揶揄されそうな人だけれど、なぜか私は臆することもなく、昔から可愛がってもらっている。まっ、私も昭和のジジイの仲間入りをしている身ではあるのだけど・・・。

会社に寄って、いろいろと情報交換や世間話をしていのうちに1時間も経過していた。

私「では、そろそろ。またお寄りします」

社長「いつも、はるばる青森からご苦労さん」

私「いえいえ、社長と話してると楽しいので」

社長「これ、家に持っていけ」

私「?」

 

早起きと公園清掃の疲れからか、帰路は睡魔に襲われたけれど、無事に帰宅した。

私「ただいまー、あー疲れたー。あっ、これ貰ってきたけど」

奥さん「何その箱?」

えっ?

大きなポテチが127袋・・・。

ポテチを買えないほどお金をもっていないように見られた?それとも俺が田舎のイモ男だからか?

ありがとう社長さん。どんな意味かは分からないけど、味わっていただきますぅ~。

とりあえず、早起きで始まり、ポテチで締めくくった文月の63歳最後の日お月様

土曜日だというのに、朝6時に家を出て十和田市に向かった。

毎度恒例の、川での仕事がまだ残っているからだった。

青森市から十和田市に行くには、2ルートから選択することになる。

1ルート目は有料道路や国道4号を走行する安定ルートだ。

そして、2ルート目は八甲田山中を南北に縦断する近道ルート。時間的にも距離的にもやや近道ではあるけれど、八甲田山の高低差、相次ぐカーブ、そして一番の問題は熊の出没。

先日、八甲田山中にタケノコ獲りに行った人が熊の被害を受け亡くなったばかりである。

馬鹿な私は八甲田ルートを選択し十和田市に向かった。

熊には遭遇したくないけど、怖いもの見たさってヤツだ。

山菜取りシーズンがほぼ終わったこともあり、通行する車両は流石に少ない。

徐々に明るくなるにつれて、山々の鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。

この調子ならば、熊に遭遇することもなく八甲田山中を抜けられそうだ。何より、何より・・・。

無事に十和田市内に到着し、目指す奥入瀬川での仕事も滞りなくこなすことができた。

無事に休日出勤も終わったことだし、ここからは自分の時間だ。ゆっくりと一週間分の疲れを癒すぞー。

ルンルン気分で帰宅したら、奥さん「あらっ、おかえりー。ちょうど家の掃除をしていたところ」

奥さんと次男は、私の分の掃除を残していた。わざわざ残しておいてくれなくても良かったんだけど・・・。

まっ、熊に遭遇でもしていたら休日出勤や家の掃除どころではなかったのだから、無事に帰宅したことを良しと思うことにした文月の日曜日車

 7月5日の昨日、仕事帰りに青森市内の堤川に立ち寄った。

毎年7月7日の『川の日』の午後7時7分に水辺に集い、全国一斉に乾杯するイベント「水辺で乾杯」が行われるのだけれど、今年は7月7日が日曜日にあたるため、フライングフライデーと称して7月5日の金曜日に前倒しで行われ、今年もそれに参加したのだ。

 青いものを身に着けて(持って)、好きな飲み物を持ち寄り、川岸で乾杯するという誰でも参加できる単純なイベントだけれど、近年は全国各地に広まり、本県でも6河川でそれぞれ実施されている。

 私は青いネクタイを着用し(暑いのにまだネクタイを締めている)、缶コーヒーを持って参加したけれど、集まった人は当然、缶ビール。金曜日の夜は缶ビールが良く似合う・・・。

 7時7分に合わせて、参加者全員で「乾杯~!」。

 あとは時間の許す限りひたすら飲む、飲む、飲む。実に羨ましい・・・。

 今年は前倒しのため七夕の夜ではないけれど、初夏の夕方に川岸から眺める街並みは実に風情がある。

 川から吹く風も心なしか気持ちいい~。

こんな非日常感もたまには悪のないと思いつつ、ビールが羨ましかった文月の5日夜やや欠け月

奥さんが先日、素麺を一箱いただいてきたらしい。

梅雨時期だというのに真夏日に達するほど暑い日もあることを思うと、素麺や冷麦などサラーっと食べられるものはありがたい。

そして、昨夜、例の素麺が食卓に上がった。

ただ、その量がハンパなかった。

一気に全部茹でたらしい・・・。

呆気に取られて、茹でられた素麺の写真を撮り忘れるほどだった。

奥さんは「素麺の食べ放題だよ」と屈託がないけれど、明らかに大食い大会の量だった。

暫く呆然としていたけれど、待てど暮らせど素麺の量が減ることはないので、覚悟を決めて箸を伸ばした。

次男も私に続いた。

減らない。減る兆しすらない・・・。

ご飯党の私は必ず御飯も食べるので、素麺に箸が進まない。

やがて奥さんも参画して、3人で素麺に挑んだ。

3分の1ぐらいには減ったけれど、完全にギブアップ状態。ひと夏分の素麺を食べた気がした。

奥さん「残りは明日また・・・」

私「・・・」

明日は残業しようかなぁと思う文月の晩お茶

抱えていた大きな仕事がやっと片付いた。

胸を撫でおろしながら帰宅の途に就いた。

帰宅後まもなく、窓の外からネブタ囃子の音色が聞こえてきた。

祭り開幕まではちょうど1か月というタイミングだ。

囃子の練習もこれから佳境に入っていくに違いない。

そう考えるだけで自分の気持ちも少しづつ高ぶっていくような気がした。

祭り本番までには梅雨も明けてくれると信じながら、ネブタ囃子の音色を楽しませてもらうことにしよう。

今年前半を無事に乗り切った安堵感でほっとしている文月の晩照れ

 毎年5月になると自動車税の納付書が届く。たまには届かなくてもいいと思うのだけれど、残念ながら今年も我が家に届いたので納税した。
 さて、もう先月の話だけれど、長男が「自動車税の納付書が届いたんだけど、万9500円のハズなのに4万5400円になっていたので驚いたわー』と言った。長男は現在、私が乗っていたミニバンのお下がりを乗っているのだけれど、新車登録から13年を経過したので上乗せされた自動車税を支払わなければならなかった。いわゆる『13年問題』というヤツだ。

 世の中が「ガソリン車からEV(電気自動車)へ」という流れに便乗し、EV車やプラグインハイブリッド車への買い替えを促すため、新車登録から13年経過したガソリン車の自動車税が15%アップされるという改悪制度だ。

 車検の際には排気ガスも調べて基準をクリアしたから車検をクリアしているのだし、大事に乗っているというのはエコに繋がっていることになる。

 子供たちには小さい頃から「物は大切に使いなさい」と言い聞かせていたのに、親の言いつけを守って大切に使用してきた愛車が「古いから」という理由だけで高い自動車税を課せられる長男には同情を禁じ得ない。

 景気が低迷し、物価高が進む現在、自動車を買い替えたくても経済的に出来ない人も少なくないのだから、現在乗っている車を大事に乗ろうと思うのは一市民としては当然の考え。
 環境問題が大事なのは理解できなくもないけれど、だからと言って古くなった自動車や長年大事に使ってきた自動車をさらに大事に使っていくというのは日本人の美徳であり、今流行りのSDGsにも叶うものだと思う。にも関わらず、一律に「13年経過しているから高い税金を課します」では納得致しかねる!と言いたくなるというものだ。
 結論から言うと、その後、長男も自動車税は支払ったのだけれど、孫達には「物は大切に使いなさい」とは言いにくい世の中になったものだと落胆している文月のこの頃車

思い立って、急遽、八戸市の種差海岸までドライブし、自然の景観を堪能できたのはいいけれど、身体は正直だった。

綺麗な景色では、流石にお腹までは満たされなかったのだ。時刻は既に午後2時を過ぎていたので、当然といえば当然のことでもある。

というわけで、種崎海岸の目の前にある食堂『芝亭』さんに入った。正確には『旅館芝亭』さんの食堂部門なのだろう。

奥さんの大好物『ウニ丼』や『海鮮丼』は残念ながら売り切れ。

私「あっ、残念。まっ、時刻も時刻だし、他のメニューにすれば」(ほっ、売り切れてて良かったぁ・・・。もう午後2時だもんな。ラーメンでも食っとけば?」)

奥さん「じゃあ、ウニとイチゴ煮定食にするか」

かくして、『ウニとイチゴ煮定食』を二つ注文した。

間もなく注文の品がテーブルに運ばれてきた。

ウニ飯。生ウニではなく蒸しウニだけれど、美味しい。できれば、もうちょっと量が欲しいところだけど、贅沢は言えない。

イチゴ煮。むしろ、メーンの品はこちら側だ。磯の香がする潮汁がたまらなく美味しい・・・。ドラム缶で飲みたいくらいだ。

窓の外に広がる種差海岸を眺めながらいただくのも気分を高揚させてくれる。

これで暫くは奥さんの機嫌もいいだろうと密かにほくそ笑んだ水無月の午後波

休日出勤のため、土曜日は朝から黒石市まで出掛けた。

既に気温は27℃。真夏日になるのは確実だった。

それでも順調に仕事が片付いたので、お昼前に帰宅できた。

「やれやれ、やっとゆっくり過ごせる。暑かったから、体力回復に努めるぞー」と思っていたら、奥さんが「どっかに出掛けたい」と言い出した。

その後の会話は省略するけれど、結論としては出掛ける羽目になった・・・。

 

行き先を告げずに2時間ほど走行し、太平洋側の八戸市に到着した。

先日も来たばかりの種差海岸だ。

絶好の天気というよりも、初夏を思わせる陽気。多くの市民が避暑のために訪れていた。

 

種差海岸は天然の芝生が広がる海岸だから、寝転がって過ごす市民も多い。

 

やっぱり海はいいなぁ。午前中の疲れが少しだけ吹き飛ぶような気がする。

意外に奥さんが喜んでくれたので、2時間をかけてきた甲斐があったかなぁ。

きっと奥さんも癒されたかったのだろうと推測している水無月の土曜日船