私は自分がギフテッドだの天才だの思うわけもないし実際どちらでもないけれど、仕事に打ち込む姿を見た人たちにはよく言われてました。…「完全要塞」だと。

 

要するに、計算や思索に夢中になっている時は、まるで深い瞑想状態に入ったように外界の情報を寄せ付けなくなってしまう。メシも睡眠もそっちのけで心身ボロボロになっていることにも気づかず何日でも没頭してしまう。

 

今は仕事そっちのけにしてもメシ食って風呂入って眠りますけどね 

(一度壊れてからすっかりグレちまって(^^ゞ)

 

 

VUCA時代とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、現代社会が抱える複雑で不確実な状況を表しています。
 現代社会は、グローバル化、テクノロジーの急速な進展、環境問題、政治的・経済的な不安定要素など、さまざまな要因によってVUCAの特徴が強まっています。
 企業や組織は、これらの変化に対応するために、従来の戦略や経営手法だけではなく、こうした環境下でのリーダーシップや意思決定、柔軟な思考や革新的なアプローチが求められるようになっています。
 VUCA時代においては、急速なテクノロジーの進化やグローバル化、政治や経済の不安定さなどが相互に影響し合い、未来を予測することが困難になっています。
 そのため、個々人も従来の知識やスキルに固執せず、新しい状況に対応できる、柔軟で創造的な対応力を持つことが重要です。

 

このVUCA(ブーカって読むらしいですぜ)時代とかいう造語、こないだもこの言葉に関するものを読んでゲップが出たばかりなのだけれど、誰が考えたのか知りませんがアホな言葉だと思うんですよね。

 

歴史(当然その時々の文物を含む)が好きな人なら、そこに挙げられている要素がいついかなる時代にも必ずあったことを知らないわけがないと思うのですよ。

 

むしろ、固定的で確実で単純で明確な時代が過去のどの時点にあったんだよと問い正したい思いがしますわ。

 

「包帯のような嘘を見破ることで学者は世間を見たような気になる」という歌詞が中島みゆきの曲のなんだかにあったような気がしますが、インテリ稼業の人々というのは自らのインテリジェンスをアピールするためだけにほんとにつまらんことを思いつくよな、とうんざりしてしまいます。

 

なお、VUCA時代という言葉に対する感想を述べたのであって、この記事の筆者を批判するものではないことを明言しておきます。

 

私のギフテッドについての考え方は以前書いた通りで、保護だの英才教育を施すことはせず、むしろ何もせずに自ら道を見出して歯を食いしばりながら崖を這い登ってくる者だけを拾い上げたほうがいいという考え方です。