テキトー感想 (´・ω・`)
研究以前からこういうことはよく言われていて、特にここ数年のSNSなどではそれがずいぶん指摘されてきました。曰く、「筋トレすれば自信もつくしうつにもならない」
しかし、筋トレしている界隈と違って、勝ち負けのある世界にいる競技者は昔からうつに苦しむ人が多かったのも事実です。
同じように体を鍛えているのに、どうして筋トレマニアと競技者とではこうも違ってくるんでしょうね。
私、こう思うのですよ。筋トレがメンタルヘルスに善いとされるのは、それがあくまで自己完結するものだからだと。
筋トレすることで昨日の自分より今日の自分が優っていればなるほど自信もつくでしょう。鏡を見て胸板が厚くなってきたのを見れば、俺って喧嘩強そうじゃん?などと脳内で独り言を言えるぐらいには自信がつくのかも知れません。
でもね。
競技者というのはそうじゃない。常に外敵に面してそれに勝つことが要求される世界。うぬぼれや自己満足なんて簡単に踏み潰されるのをよく知っているのが競技者というものだと思います。
頑張ったからどうなるというわけでもないし頑張ったからそれでいいんだ、では済まない世界。現役でいる限り常に緊張と不安、プレッシャーにさいなまれるのが競技者というものであり、そこで葛藤することが、筋トレマニアが疲労と戦うのとは意味がまるで違う、競技者特有の「自分自身との戦い」なのだと思いますよ。
内なる自分自身すら敵であるという常在戦場でメンタルがまともに保てるわけがない。しかし、その壁を乗り越えない限り、勝利は手にできないものだと思います。だからこそ、その壁を乗り越えてきた一流の競技者たちは決してうぬぼれたことを言ったりはしないものなんだと思いますね。いや、しないというより出来ない、と言ったほうが正しいような気がします。
(元バトルジャンキーのたわごとゆえ聞き流してくださいな。)