警察は本物の制圧術をクロネコヤマトの兄ちゃんに教わったらいいんでないかい?

 

( ´艸`)

 

 

刃物を持った相手に警杖をみごとに奪われちゃってますね。私が相方ならその時点で発泡しているかも知れません。(泡吹いてどうすんだよ(;´∀`)発砲)

 

じつは思いもよらぬ動きをする素人相手に武器、特に長物を有効に使うというのは、武芸に長けた者を相手にすることよりはるかに難しいものなんですよ。

 

警察で習う神道夢想流を源流とする杖道は、見れば分かる通り、得物の長さを有効に使って自分が傷つく可能性の低い遠い間合いから打ち込む、といったたぐいのものではありません。警察で剣術教えていた時期に乞われてちょろっと披露した我が家に伝わる雑賀伝陣鎌という長柄の鎌も、他流の宗家さんに見せると間合いが近すぎて頭が混乱すると言われるようなものです。

 

ぶっちゃけキチゲーに刃物を相手にした場合、得物の長さ(リーチ)なんて意味ないんですよ(足軽が槍衾を作る集団戦術ではまた別の話)。秋葉原通り魔事件のカトーなんざ警棒で殴られて頭に漫画みたいなたんこぶ作りながら暴れていたわけですし。そのへんがわかっていないと長い得物を持ったところで、へっぴり腰で五月晴れに布団叩きをするような動作になってしまう。

 

 

生まれついて荒事に向いていない人というのはいるもので、それを悪く言うつもりはないんですよ。おまわりさんがみんな暴対にいるような、どう見てもあんたのほうがヤクザなんじゃないの?みたいな感じだったら市民の支持は得られないだろうと思いますしね(;^_^A


ただ、これから治安は悪くなってゆくのでしょうし、制圧術の訓練を見直したほうがいいんでないかい?とは思ってしまいました。