ドイツじゃ合気道の看板あげてこんなこと教えてんの?

 

私は合気については全く知らないといっていいぐらい知らないけれど、普通の剣術としても逆胴の取り方やその時の足の不安定そうな使い方などかなりおかしいし、合気道の動きとも違う気がするんだけれどどうなんでしょ。

 

こちらは日本の師範によるもの。

 

 

合気道における剣の扱いについて余計なことを言うつもりはないです。

 

先のドイツの動画、足軽が槍ぶすまを組んでバシバシやるのじゃあるまいし、本来の武器術というのは遠い間合いからリーチを活かしてへっぴり腰でするようなものではないはずで、たとえば我が家に伝わる雑賀水軍の五尺柄の陣鎌などは長物でありながら相手の息のかかるような距離に入り込んでテコの原理でひねり倒し引っ掛けてあちこち切るという使い方をします(たとえ槍のように首の長い陣鎌とはいえ打ち切るに向いた武器ではない)。(だから私が竹刀を握っても近い近いと嫌がられる)

 

土門拳や木村伊兵衛といった写真家がいた時代には、写真を撮る時の心得として「もう一歩踏み込め」というのがあった(今ストリートスナップでそれをやると通報されるかも)気がしますが、それと同じで恐れと迷いを捨てない限り勝ちは取れないと思うんですよね。ひょいと下がって小手なんてとろうとばかりする小賢しい剣士が決して伸びないのをずいぶん見てきた気がします。