郡山北警察署は4日、郡山市安子島の中山トンネルの北側の林道で、自転車でツーリング中だった男性(40歳)が熊に頭や首をかまれ、けがをしたと発表した。
男性が被害にあったのは、4日午前6時ごろで、命に別状はないという。
熊はその後、山林に戻った。
郡山北警察署は、郡山市に駆除の要請をするとともに、パトカーによる警戒活動をしている。

 

 

まぁこのへんはみごとに山しかないのをいいことに、あちこちの太陽光発電業者が大規模なことをやろうとしてるみたいですが、

 

 

もともとクマがよく出る地域ではあるけれど…

今後ますます増えますよ …人とクマとの接近遭遇率。

おそらく郡山市街地まで出て来るんじゃないかと。

 

成体の熊の行動範囲は25㎢から100㎢だと言われけっこうな広さです。そこに横断不可能な巨大な施設が出来てしまえば、そりゃクマだって予想外のルートを通るのは仕方ない。

 

こういう事業に対する環境影響評価(いわゆる環境アセスメント)ってのはたいがいケミカルな部分しかやらないものだけど、生態系まで考慮に入れれば、特にクマのような移動距離の長い動物が市街地の人間に及ぼす影響を無視できるはずはないと思うんですがね。でもそこを平気で無視できるのが商売人と政治家というものなんだろうと思います。今後市街地にクマの出没が多くなっても「想定外」ではないでしょうね。

 

 

ま、目に余るような事態になったら電力会社の本社社屋にクマさんまるごとスコンと落としてやればいいかと。