『トリビュート展』 | 墨田区で人気のマット音楽教室ピアノ・ソルフェージュのブログ!!

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教室での出来事やピアノについてお伝えします♪

こんにちは、ピアノ講師の角谷です。

先日、初台のオペラシティ内にあるICCにて行われている

『坂本龍一 トリビュート展』へ行ってきました。

坂本龍一さんの活動された時期はまさにネット・テクノロジーの黎明期からそれ以降という期間で、テクノロジーの進化とともに、彼の音楽作品は多くの現代美術家や芸術家に影響を与え、またその逆も然りで、彼は日本のみならず世界的な美術家、芸術家とコラボレーションし、メディア・アート作品としての新しい芸術の形を次々に生み出していきました。

会場内にはさまざまなインスタレーション作品が展示されているのですが、晩年の坂本さんの病気という体験を通しての死生観や、社会的な問題における彼の思想が色濃く反映しているような作品が多く、音楽的な表現から「音そのもの」を表現するような、いわば「感覚的な作品」へと移行した時代のものがほとんどで、彼の作品の中でも90年代から00年代の和声的かつ調性的な楽曲が特に好きな私にとっては、新しい発見もあり大変興味深かったです。

会場内は写真撮影OK (映画を除く)でしたので、撮らせて頂きました。
 

 

2024年3月10日(日)まで開催されていますので、ご興味のある方は是非お出かけになってみて下さい。

 

角谷