20-21シーズン、ガレス・ベイルはトッテナムに帰還した。そしてベイル含め7人の選手がトッテナムに加入した。
ガレス・ベイル
ポジション:FW
国籍:ウェールズ
前所属:レアル・マドリード
SBでキャリアを始めながらその類稀な高い身体能力から生まれる強烈なスピードでウィングにコンバートされたウェールズの現エース。
2007年にトッテナムに加入。一時期出場した試合は勝てないというジンクスが生まれるが、徐々に活躍を見せ3冠を果たしたインテル相手にハットトリックを決めるなど王様に君臨する。
2013年史上最高額でレアル・マドリードに移籍。怪我が多く稼働率は低いがBBCの一角として活躍。しかし活躍できたのは会長フロレンティーノ・ペレスのお気に入りでペレスが監督に「ベイルを使え」「ベイルをチームの核にしろ」と要求されていたから。ジダンも渋々従っていた。ロナウドが退団した18-19シーズンにポストクリロナと目されたが期待を裏切りジダンが再就任。ジダンは再就任の条件に口出ししないことを提示したためベイルは居場所を失った19-20シーズンに移籍しようとしたがレアルが阻止し残留。ペレスも諦めがついたのか20-21シーズンにトッテナムに復帰した。
ピエール・エミール・ホイビュルク
ポジション:MF
国籍:デンマーク
前所属:サウサンプトン
広い視野とパスセンスで中盤を活性化させ、フィジカルを活かした守備も魅せるセルヒオ・ブスケツの再来。
2013年バイエルン・ミュンヘンでプロデビュー。ブスケツの再来は当時の監督ジョゼップ・グアルディオラに称された。しかし一流の選手陣から出場機会を増やすことは難しくレンタルを経て2016年サウサンプトンに移籍。19-20シーズンには主将を務めた。
ジョー・ハート
ポジション:GK
国籍:イングランド
前所属:バーンリー
類稀な反射神経と敏捷性で数々のゴラッソを未遂に終わらせたイングランドのシュートストッパー。
2006年にマンチェスター・シティに移籍して2018年まで長年所属。しかし2016年に就任したジョゼップ・グアルディオラには足元の技術の面で信用されず一気に序列ダウンレンタル生活を送る羽目に。2018年にバーンリーに移籍したがニック・ポープとトム・ヒートンの存在によってベンチ要員の生活を送る。
ロリスの不安定さとフォルムの引退によってロリスに刺激を与える経験豊富なライバルと目され加入。
マット・ドハーティ
ポジション:DF
国籍:アイルランド
前所属:ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
強靭なフィジカルを活かした守備と推進力で積極的な攻撃参加も光るアイルランド人特有の闘争心溢れるファイター。
アイルランド時代の2010年にウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに見初められボヘミアンから加入。2度のレンタル経験もあったが徐々にフィットし17-18シーズンの2部優勝に貢献。代表にも召集された。
アーセナルファンでありながらセルジュ・オーリエの不安定さからオファーが届き、これを快諾しトッテナムへの忠誠を誓う。
セルヒオ・レギロン
ポジション:DF
国籍:スペイン
前所属:レアル・マドリード(セビージャ)
慎重で堅実な守備、そして素早い反応からくるパスカットで攻撃の芽を摘み取りながら持ち前のスピードと正確なキックで攻撃にも貢献できるモダンなサイドバック。カスティージャではキャプテンも務めトップチームでのクラシコではメッシとスアレスに喧嘩を売るなど強い精神性を持つ。
レアル・マドリード・カスティージャ出身。サンティアゴ・ソラーリの指導の下飛躍し18-19シーズンにトップ昇格。トップチームの監督に恩師ソラーリが就任したことでマルセロからスタメンの座を奪取。しかし19-20シーズンはフェルランド・メンディが加入したこととジダンのベテラン志向もあってセビージャにレンタル。シーズン終了後も居場所を無いと感じトッテナムに移籍した。レアルはレギロンに買い戻しオプションを付随させた。
カルロス・ヴィニシウス
ポジション:FW
国籍:ブラジル
前所属:ベンフィカ
一級品のポテンシャルを秘め多彩な得点パターンを持つ生粋のストライカー。
名門サントスのユース出身。2017年にポルトガルのレアルに移籍。2018年にナポリに加入するが即レンタルで再びポルトガルの地に戻る。2019年にはポルトガル3強の一角ベンフィカに加入。リーグ戦18得点の得点王に輝きケインのバックアッパーとしてトッテナムに加入した。
ジョー・ロドン
ポジション:DF
国籍:ウェールズ
前所属:スウォンジー・シティ
空中戦の強さと巧みなパス&ドリブルで前線にボールを送れるウェールズが誇るモダンDFの急先鋒。
スウォンジーに生まれスウォンジー・シティのユースに加入した生粋のスウォンジーっ子。2015年に最初のプロ契約を結び、18-19シーズンにトップチームデビューを果たした。デビュー後すぐに主力に定着しダニエル・ジェームズで味を占めたマンチェスター・ユナイテッドに狙われるほどの実力を示した。同じウェールズ出身のスターベイルの存在もあったのかトッテナムに加入した。