ガレス・ベイルの移籍金 | GG Forza SINRA

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13-14シーズン開幕前の夏の移籍市場、トッテナム・ホットスパーの王様であったガレス・ベイルの去就に注目が集まっていた。このシーズンはクリスティアン・エリクセン、エリク・ラメラ、ヴラド・キリケシュ、パウリーニョ、ロベルト・ソルダード、ナセル・シャドリ、エティエンヌ・カプエを獲得。この7名はトッテナムがガレス・ベイルの売却金、つまりベイルマネーによって獲得されたといわれる7名である。

ベイルマネーで獲得と言われているが7名を獲得した後にベイルをレアルにクラブ最高額を払わせて売却しているので厳密には「ベイルマネーで補填した7名」と言ったところか。

そんな大型補強をしてトッテナムが迎えた13-14シーズン。大型補強にもかかわらずマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールに大敗!ビラス・ボラス解任!結局13-14シーズンは6位フィニッシュとなった、、、

 

クリスティアン・エリクセン

ポジション:MF

国籍:デンマーク

トッテナム移籍前所属:アヤックス

現所属:インテル

状況判断、パス精度、運動量などおよそトップ下に求められる能力を高次元で兼ね備えるデンマークの絶対的エース。

7名の中で唯一といえる成功補強。デンマークにいた頃から各国のビッグクラブに注目されていたがアヤックスを選択。アヤックスでリーグ3連覇の原動力として活躍した後トッテナムに移籍。14-15シーズンは2桁得点を記録、15-16シーズンはリーグ2位の13アシストを記録とプレミアを代表する司令塔の一人として随所で活躍。契約最終年になったこともあり19-20シーズンの冬にインテルに去っていった。

 

エリク・ラメラ

ポジション:MF/FW

国籍:アルゼンチン

トッテナム移籍前所属:ASローマ

現所属:トッテナム

トップ下、両サイドハーフ、ウィング、攻撃的ポジションならどこでもこなせテクニシャン、ドリブラー、フィニッシャーなど試合によってさまざまな役割をこなす万能アタッカー。

今となっては7名の中の唯一の生き残り。幼少期から才能を評価されており12歳時にバルセロナが獲得しようとしリーベルが両親を説得して思いとどまらせたほど。リーベルが降格したのでローマに移籍。ローマで才能を存分に発揮し12-13シーズンの32節トリノ戦での活躍からその節のベストイレブンに選出された。

トッテナム移籍に際してベイルの11番を引き継いだわけだがベイルのスペ体質も引き継いだのか怪我に苦しまれることが多々あった。しかし、やるときはやる男。だからこそ今もトッテナムにいるのだろう。しかし今の立場は微妙である。

トッテナムが暴力団と言われている原因の1人。

 

パウリーニョ

ポジション:MF

国籍:ブラジル

トッテナム移籍前所属:コリンチャンス

現所属:広州恒大

インテンシティの高さと豊富なスタミナ、そしてブラジル人特有のテクニックでピッチを駆け回り攻守に貢献するボックス・トゥ・ボックスタイプのMF。

苦労人。ヨーロッパでプロデビューした後人種差別に遭ったり給料不払いに遭ったり踏んだり蹴ったり。2008年に帰国して引退しようとするが妻と娘の存在が思いとどまらさせブラジルの地で再出発を誓う。2010年にコリンチャンスに移籍し2012クラブワールドカップ優勝に貢献。

トッテナムでは13-14シーズンは存在感を発揮したが14-15シーズンは完全に沈黙。2015年6月末に広州恒大に移籍した。広州恒大で活躍し17-18シーズンにバルセロナへ移籍しヨーロッパ最前線に活躍の舞台を戻し決して悪くないパフォーマンスを発揮していたが1シーズンで広州恒大に戻った。一説によればフィリペ・コウチーニョやアルトゥール・メロ獲得によるEU圏外枠の帳尻合わせの犠牲になったと言われている。

 

ロベルト・ソルダード

ポジション:FW

国籍:スペイン

トッテナム移籍前所属:バレンシア

現所属:グラナダ

味方のパスやクロスをワンタッチシュートで決めまくり、ポジション取りの巧妙さで相手GKとの1vs1に持ち込める典型的ストライカー。

レアル・マドリード・カスティージャ出身。トップチームでの出場もあったが控えの域を出なかった。2010年ダビド・ビジャの後釜としてバレンシアに加入。在籍3シーズンでゴールを量産した。

得点力を見込まれてトッテナムに加入するが13-14シーズンは公式戦36試合11ゴール。14-15シーズンは公式戦40試合5ゴールで不発。2015年夏にビジャレアルに移籍した。トルコを経て現在はグラナダに所属

 

ナセル・シャドリ

ポジション:MF/FW

国籍:ベルギー

トッテナム移籍前所属:トゥウェンテ

現所属:イスタンブールBB

高レベルの両足による縦への推進力が自慢のウィンガー。主戦場は左だが右も可能。そのスピードで数々のカウンターや裏への抜け出しを成功させ、時にセントラルMFもこなすベルギー屈指のジョーカー。

ベルギーのユースでプレーした後オランダの地でプロデビュー。トゥウェンテではKNVBカップとヨハン・クライフ・シールドの獲得に貢献。

移籍初年度13-14シーズンはリーグ戦24試合1得点で不発に終わる。が、14-15シーズンは息を吹き返し14-15シーズンはリーグ戦35試合11得点を決め復活。しかし15-16シーズンも不発に終わり2016年夏にWBAに移籍した。モナコ、アンデルレヒトを経て現在イスタンブールBBに所属。

 

エティエンヌ・カプエ

ポジション:DF/MF

国籍:フランス

トッテナム移籍前所属:トゥールーズ

現所属:ビジャレアル

CBの一列前で強靭なフィジカルでありながらスマートな守備を披露し、豊富な運動量で味方のカバーに入りまくる守備職人。

2005年にトゥールーズのユースに加入し2007年にトップへ昇格。6年間長く主力として活躍した。

負傷の影響もあって、2年間の公式戦出場試合は36試合に留まり、ワトフォードへ移籍した。現在ビジャレアルに所属。

 

ヴラド・キリケシュ

ポジション:DF

国籍:ルーマニア

トッテナム移籍前所属:ステアウア・ブカレスト

現所属:サッスオーロ

CBが主戦場ながら右SB、守備的MFもこなす。優れた足下の技術を持ち最終ラインから組み立てに効果的なパスを送り、時として自ら攻めあがる事もあるなどDFとしては攻撃的。優れた洞察力から行われるインターセプトやカバーリングも光るルーマニアの鉄壁。

ユース期にはMFとFWの経験がありベンフィカにも所属していた。2007年に母国ルーマニアでプロキャリアをスタートし頭角を現して2012年に加入した国内強豪ステアウア・ブカレストでは主将を務めた。

攻撃力のあるDFということで攻撃的戦術を志向するヴィラボアに獲得を熱望され、13-14シーズンは怪我で2ヵ月欠場することもあったが一定の活躍はしていた。しかしちょくちょくポカをやらかし、ヴィラボアの後任マウリシオ・ポチェッティーノには信頼されず14-15シーズンはリーグ戦10試合の出場に留まる。結果出場機会を求めてナポリに移籍した。現在サッスオーロに所属。