〜見た目は小さくても、信念はデカい!!〜
ある日、夏目はミツミという小さな妖と出会う。
岩鉄という神格の妖の89番目の子分であるミツミは、岩鉄を深い眠りから覚ます“石起こし”の役目を担っていた。
そして、それを妨害しようとする者、“石起こし”を岩鉄より任されたミツミを妬む者、はたまたニャンコ先生のように褒美の美酒につられて行動を起こす者、などなど“石起こし”は一筋縄ではいかない。
なりゆきから、夏目はミツミに力を貸すことにするのだが――。
ネトフリで観ました、『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』。今回は「其ノ壱」の感想をば。
例によって原作は未読!
シリーズ初参戦の金元寿子さんによるミツミがとても健気で勇気があるキャラで凄く良かったです!
周りからは散々ハラスメントを受けまくっているものの、ひたすら懸命に岩鉄様に仕える姿が非常に健気!
岩鉄様の一大イベントであるに際して岩鉄様を起こす役目を皆渋る中でミツミは持ち前の度胸を発揮して立候補!という素晴らしい忠臣っぷりですよ!
その小さな体に限りない勇気とパワーを秘めたミツミ!(『小さな巨人ミクロマン』風)
語彙力が皆無でございますが、本当に素晴らしかったーーッ!!
こんなに頑張るミツミを応援せずにはいられないです。
岩鉄様の一部を使った口の悪い地図を駆使して頑張るミツミと夏目。
だが、それは、もれなく周りに妨害されまくったり一番最初に祠の扉を開けないと全部台無し!という非常にハードなイベントであった。
変な妖に襲われ、共に大木の穴に落下してしまう夏目とミツミ。
が、そこはなんと祠への裏道!というラッキーさ。
こうしてダッシュなミツミと夏目。
そして、ミツミは祠の扉を開け、無事に役目を完遂!
岩鉄様からもちゃんと「我が89番目の子分」と呼ばれてミツミ良かったな〜と。
あと、ニャンコ先生〜!憎いね〜!
因みに、崖下の抜け道では、岩壁に石洗いによるものと思われるあの模様が描かれていたりとか、少なくともアニメシリーズ観てると結構心動かされるシーンがありました。
原作エピソードからということで、先の劇場版のような劇場版然とした作風ではなく、安定したいつもの夏目でした。
でも、未成年の身で肉体労働の後の褒美が酒っつーのもね…(笑)
〆のシーンで笑顔な岩鉄様が個人的に超GOOD!b
岩鉄様は劇中を観る限り本当に粋な御方で好感しかないですよ!
そして、今回も相変わらず夏目が優しすぎて絶対正義の巻!
素晴らしいエピソードでした!