アニメ『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』感想 | 日々是(ひびこれ)デス・ロード

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〜歴史の影に、陸奥がいる――!!〜

伝説である。
平安の世より、無手を以て戦い不敗の道を歩み続ける修羅の者たちがいるという。
人はその技を、“陸奥圓明流”と云う――。



大好きな漫画『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』のテレビアニメを先日、無事にアマプラビデオで完走しました。

つーことで、以下感想をば。


リアルタイム当時は、確か中一くらいでしたね。
『修羅の刻』は全く知らず、飛び飛びで宮本武蔵編を観てた記憶がありますよ。

まずは、原作を大切にしてくれてるなぁ〜…という雰囲気が全体的に漂ってきて良かったです。
が、幾つか気になる点があったのも事実…。

本作は時系列を正して、陸奥八雲が主人公の宮本武蔵編から始まり、八雲の息子の天斗が主人公の寛永御前試合編を経て、その子孫である出海が主人公の風雲幕末編で〆るという感じ。

素晴らしかったのが、三人の陸奥を演じる其々の役者さんがピッタリだったこと。
特に個人的には八雲役の高橋広樹さんが良かったですね。

ストーリーは原作を読み切っていたので可もなく不可もなしといったところ。
なので、期待するのは特に戦闘シーンなわけなのですが……。

残念だったのは……、

・SEがめっちゃダサい。
・戦闘シーンに全体的に重さがない。
・役者さんの使い回し。
・ダイナミックすぎる無空波。

以上です。 

本当にね、殆どが俺が観たい『修羅の刻』の戦闘シーンでは無かった…。

とにかくSEがめっちゃダサいし、戦闘に重さがないんです。
で、川原節が見当たらない感じ。

そんな中で、風雲幕末編がやたらと気合いが入っていた印象なんですが、沖田の再戦もアーティスティック的な個性爆発で「いや…、普通に試合見せろよ\(´Д`)」という感じで残念でした。

個人的に一番良かった戦いは、坂本龍馬戦ですね。
てか、無理言ってるのはわかるけど、あの作画レベルで最初からやってほしかったです。

多分、今作れば深夜帯でイケると思うんですよ。

で、リアルタイム当時は確か夕方午後6時の時間帯だった記憶がありますが、やっぱその時間に放送するには地味気味かもしれませんね…。

サブスクで観たら、やっぱ『修羅の刻』って良いなぁ~ってなりましたよ!

個人的には、楠大典さん演じる土方歳三が言い放った「俺が鬼なら、てめえは修羅だ!」が本当に良かったです。

但し、やはりあの当時は地味気味だったのかもしれん…(´ε`;)

正直、アニメ化は早すぎたと思いましたね。

で、陸奥キャストはいずれも良し!
また、ライバルとなる松山鷹志さんの宮本武蔵、竹本英史さんの柳生十兵衛、中村悠一さんの沖田総司、楠大典さんの土方歳三とか、いずれもすごく良かったです。

あと、雪姫役が甲斐田ゆきさんでびっくりしました。
甲斐田ゆきさんというと、俺、クラピカとか不二とかしか知らなかったから……(;´Д`)

でね、あと、示現流のおっさんがやっぱ格好良かったです。

千葉さな子さん可愛い!