『ドラゴンボール超 ブロリー』 | 日々是(ひびこれ)デス・ロード

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自分の好きなものについて垂れ流していくブログです。基本ネタバレ全開なんでそこんところ注意。

〜戦闘本能に負けるなブロリー!心優しき戦士、地球に起つ!!



惑星ベジータ。一人のサイヤ人の幼子・ブロリーの潜在能力を恐れ、そしてまた実子・ベジータに勝ることを妬んだベジータ王によって、ブロリーは辺境の超劣悪な環境の衛星バンパへと飛ばされてしまう。

ブロリーの父・パラガスは息子を亡き者にしようとしたベジータ王への復讐を誓いつつブロリーを追いかけ自身もバンパへと向かうが、宇宙船の故障によりバンパにて足止めを喰らってしまう。

それから長きの間、もはや惑星ベジータはフリーザによって壊滅し、サイヤ人も希少な存在になったことも知らず、復讐の鬼となったパラガスはブロリーを最強の戦士にすべく弱肉強食極まる世界で徹底的に鍛え上げる。

そして、フリーザ軍のチライとレモによって救出されフリーザ御抱えとなったパラガスとブロリー親子。

目標は地球。ベジータ王の忘れ形見であるベジータの生存を知ったパラガスは復讐に燃え、ブロリーを解き放つーー。




先日、とあるスーパーにて、食玩の超サイヤ人形態のバーダック、超サイヤ人形態の旧ブロリーと伝説の超サイヤ人形態の旧ブロリーが売れ残っていたので、思わず買ってしまいましてね。

こちとらバーダックが好きなもんですからブロリーはついでだったんだけど、バーダックはハズレに当たったみたいで…( ;∀;)

バーダックとは結構縁深くてですね、すんげー小さい頃に当てて、初めて手に入れたドラゴンボールのミニフィギュアがバーダックだったんですよ。バーダックは悟空と似てるから当時は「傷があるなんか違う悟空」という感じでよくわからなかったんですが、後にそれが悟空の父のバーダックであることを知ったわけです。


さて、ブロリーは近年、なんか良い奴みたいになったらしいと風の噂で知ったもんで、急になんか何十年かぶりにドラゴンボールが懐かしくなりましてね。早速、本映画を観てみた次第。

とはいえ、俺は『ドラゴンボール』シリーズには特に思い入れは無い故、全然詳しくないし、『ドラゴンボール超』も未見という有り様。


そんな俺が率直な感想を言わせてもらうと、純粋に面白かったです。


まず、ストーリー構成がものすんげー解りやすかった。

ドラゴンボール初心者にもわかりやすく惑星ベジータ崩壊とサイヤ人撲滅を簡潔に説明してくれている。俺もそんぐらいは知ってるけどね。

あとは、パラガスとブロリー父子の説明も丁寧で良かった。

こういう、台詞では説明しない、或いは、必要最低限の台詞でしか説明しないっていうことはすげー大事だと思うし、個人的に言ってしまうと、いちいち台詞とかナレーションとかでグダグダ説明しないと解らないような奴は単純に馬鹿だと思いますわ。


戦闘シーンも、セル画時代しか知らない俺には語る資格はないかもしれないけど、迫力ありました。

ブロリー強し。超強し。


人間ドラマも良かった。何より本作で大きいのはブロリーのキャラ改変でしょう。

個人的に『ドラゴンボール超』のブロリーは非常に好きなキャラになりました。

あと、悟空とラディッツの母、つまりバーダックの妻であるギネが初登場らしいですな。サイヤ人にしては珍しく優しい性格の良いキャラだと思います。

というか、本作は脇役キャラまですんげー生き生きしてるんですわ。

本作の脚本は鳥山先生ということで、やっぱり鳥山先生の力なんでしょうか。

個人的に、特にチライが超良かったです。


あとは、キャストには触れないといけないかな。今は亡き鶴ひろみさんに代わってブルマ役には久川綾さんなわけですが、個人的にあまり違和感がなかったのが凄いと思った。


で、なんというか、始終ブロリーを応援してしまった。

そのくらい本作のブロリー、そしてチライが好きになったので、『超』のブロリーのフィギュアーツとかチライのフィギュア出てないなら出してほしいですな。オシマイ