サラリーマン・レーサーの日常。 -7ページ目

サラリーマン・レーサーの日常。

福岡出身,北海道札幌市在住

普通に会社勤めをしている
平凡サラリーマン。
現在、北海道クラブマンカップレースに参戦中!
2015年ザウルスjr.クラスでシリーズチャンピオン獲得!

給料だけでどこまで活動できるか…日々奮闘中!

2016年1月13日(土)


第30回鹿之谷ゼミナールに参加させていただきました。


夕張は気持ちの良い青空。

旧夕張中学校(閉校)を臨む。


鹿之谷ゼミナールは旧夕張小学校の「ゆうばり共生型ファーム(夕張市HP) 」が会場です。

元小学校だけに、校長室。


視聴覚室が会場です。

扉を開けると長机があり、その上に当日の資料と過去の資料が置いてあります。

(無料の物と有料(¥150~¥200)の物があります)

自分が欲しいと思う資料を購入することができます。


小学校の視聴覚室ですので、机と椅子は小学生用(笑)

小さめですが、懐かしい気分に浸れて個人的には気に入ってます(笑)



さて、今回は新春映画上映会と題して


「黒い炎」が上映されました。

この映画は1958年(昭和33年)に北海道炭鉱汽船(以下 北炭)の創立70周年記念事業として制作されたものですが、「記録映画に新機軸を見出そうとしていた」当時の大映との共同制作になっています。


全国公開も視野に力を入れて制作されたようですが、当時は「映画=娯楽」であり、記録映像はあまり受け入れられなかったようです。そのため、一部の上映でお蔵入りしてしまった所謂「幻の作品」です。


昭和30年代と言うとエネルギー源が石炭から石油へ移り変わろうとしている時で、この映画は「まだまだ石炭は必要だぞ!」と北炭がPRしているようにも感じられました。


しかしながら、石炭とは何ぞやというところから、計画→着工→採掘→選別→輸送といった、石炭採掘のシステムがとても分かりやすく解説してあります。


また、炭鉱で働く人々の様子や、炭鉱の危険性にも触れられており、炭鉱を全く知らない人が見ても勉強になる「教育資料」だと感じました。


現在の若い世代は石炭が「黒ダイヤ」と呼ばれていたことを知りません。


ましてや「炭鉱」そのものの存在も知らない人が多くなっているかもしれません。


夕張の歴史を伝えるだけでなく、「炭鉱」そのものの存在・歴史を伝えるにも非常に貴重な映像資料だと思います。


著作権等の関係でなかなか公開することは難しいそうですが、節目に公開したり、リメイクして販売してほしいなと個人的に思いました。


上映会終了後に地元の方が言われたのが


「父は仕事のことについて深く話すことはなかった。今回の映像を見て、父がどのようなところで働き

どのような想いでがんばってくれていたのかを知ることができました。上映していただいて嬉しいのに、なぜが涙が溢れてとまりませんでした。」


過酷で危険な仕事内容を家族に伝えると不安に思わせたり、心配かけたくないというお父様の想いがあったのかもしれませんね。


「家に帰ったら、父にありがとうと伝えます(仏壇に)」


今ならまだ当時を知る人がいます。


今ならまだ間に合います。


夕張の歴史について、皆で学んでみませんか?


※下記ブログに鹿之谷ゼミナール(鹿ゼミ)の今後の予定、過去の内容等が紹介されています。素敵な写真も多く、個人的にいろいろと拝見させていただいています。ちなみに、12月30日の記事に、私の意見を書いていただいており恐縮です(^^ゞ

空色コールマイン(ブログ)


1月17日(日)


三菱大夕張鉄道保存会の活動の一環である


「夕張・SL館雪下ろし」に参加しました。


私も三菱大夕張鉄道保存会の一員に入れていただきましたので、

可能な限り活動に参加せていただきたいと思っております。


三菱大夕張鉄道保存会HP


夕張のSL間の現状について、コチラのブログを参考にされても良いかと思います。

【夕張】崩壊が進むSL館


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現地集合との案内でしたが、マイクロバスを手配していただけることになりました。



札幌駅近くのレンタカー屋さんに7:50集合。夕張に10時頃に到着しなければならないため、なかなか早い時間に出発となりました。


途中で止まりながら保存会の方やボランティアの方を拾っていきます。


途中、室蘭本線の踏切停車。


1日数本しか通らない路線であるため、車内では「おぉ~。珍しい~。」という声が上がっていました(笑)

道中、北海道らしい景色に感動しきりでした。

10時過ぎに夕張駅前にあるセイコーマートに到着。

青空が澄み切っていてキレイです。福岡はP<2.5で霞んでいましたので^^;


予定より30分ほど遅れて「石炭の歴史村」に到着です。

立坑櫓の形をした石炭博物館の建物が印象的。


石炭博物館の現状についてはコチラをご覧ください。

石炭博物館HP


雪下ろしをするSL館はコチラ。



蒸気機関車D51をモチーフとした建物ですが、しばらくの間閉鎖されています。


そのためか、上部や側板は崩れかけています。。。


中には貴重な蒸気機関車や客車が保存されているため、守っていかなければ!ということで活動されてあります。


ちなみに、雪下ろしは写真の通り屋根上に上るわけですが、

細くグラグラ揺れるハシゴを上るしか方法がありません^^;

人に押さえてもらいながら、5mほどはあるであろう高さに上ります。


屋根上ではすでに作業が始まっていました。

思っていたよりの大人数に驚きました!

会員の方以外のも地元や遠方(遠くは新潟から!)のボランティアの方々のお蔭で雪下ろし作業はどんどん進みました。


こんなに雪が積もっているのを見たことが無い私にとっては何もかもが驚きでしたが、聞くところによると積雪量は例年の半分程度だとか・・・。

それでも1mくらいは積もっていました。


冬の夕張、北海道はものすごく過酷な環境だと改めて認識。


SL館からは炭鉱の坑口跡が見える。

調べてみると、北炭夕張炭鉱 第2坑「石狩坑」坑口のようです。


坑口の形がラッパ型であることが特徴のようです。

北炭夕張炭鉱 第二鉱


作業後はお弁当とお手製の豚汁をいただきました。

建屋内とはいえ気温は氷点下。


雪下ろしで汗をかくほど暑かったのに、動くのを止めると汗が引いて一気に寒くなります。

そんな時に、温かい豚汁をいただくというのは格別の美味しさですね☆


今年の雪下ろしは無事に終わったということで安心です。


帰る前にホテルマウントレースイに隣接する温泉施設「レースイの湯」で冷えた体を温めました。

温泉が体にしみわたり、まさに極楽!

ホテルマウントレースイ レースイの湯

北海道だと、嫌でも雪見風呂ですね(笑)


一息ついたところで帰るわけですが、帰りのバス内は疲れて寝てしまったのは言うまでもありません。。


初めて参加させていただきましたが、保存会の皆様の熱い思いとボランティアで参加された方々の興味・関心をもっと大事にしていかなければと感じました。


微力ながら、活動のお役に立てればと思います。


SL館の内部は後日ご紹介させていただきます。

1月11日。帰省3日目。


日中は星野村の病院まで祖父のお見舞い。


緑内障で目が見えない祖父だが、私たちの声を聴くと安心した顔をして元気に答えてくれる。

本当は姿を見てもらいたいのだが、こればかりは仕方がない。しっかり食事もとれているとのことで、祖父らしく自分のペースで過ごしてもらいたい。


帰り道、いきつけのお茶屋さんに立ち寄り。


星野製茶園さんは、立ち寄るといつも煎茶とお抹茶を出してくれる。

星野製茶園HP


小さいころから「お茶=八女茶」で育ってきたため、他のお茶はあまり口に合わない。


八女茶、しかも上陽~星野の標高が高い産地のお茶が好みだ。



夜は知人ともつ鍋。


もつ鍋はやっぱり博多に限る!


ということで、西新にある初喜さんへ。

西新 初喜 HP



門構えと「肉類の勉強屋」という表記が間違いなく美味しいと感じさせてくれる。


お肉屋さんが開いているもつ鍋、しゃぶしゃぶ、すきやきのお店で、私はここのもつ鍋がお気に入りです!


高級感のある造りで基本的に個室であるため、ゆっくりと楽しむことができる。


さらに!何といっても、質が良いのにお安い!


食べ飲み放題で1人¥3,500!

スープもしょうゆ味とみそ味があり、両方楽しむこともできる!


ここまでできるもつ鍋屋さんは今のところ他は存じません。


私の好みはしょうゆ味。

たっぷりのお野菜にニンニク、そして黒毛和牛もつ(小腸、大腸)、黒毛和牛ハチノス、黒毛和牛センマイ、黒毛和牛ハツが入る。


ぐつぐつと煮て野菜がしんなりとなったら食べごろ!


もつのうまみとしょうゆとニンニクのコクがガツンとくるが、細切りのごぼうとキャベツがお口をリセットしてくれる。


これはたまらんです!


知人も気に入ってくれているようで、帰省の旨を連絡すると「初喜!」とリクエストが(笑)

嬉しいことです。


話の中で出てきた「ご縁とタイミング」という言葉は、いろいろと考えさせられました。


「タイミング」はデジタル的にYesかNoで結果を出せますが、「ご縁」というのは非常に難しいものですね。

「ご縁だから」と思えば良い結果に繋がると信じられるが、「縁が無かった」と言われてもなかなか諦めを付けることは難しい。


良い結果に関しては受け入れは簡単だが、悪い結果に関しては受け入れることに時間が必要だ。

しかし、時間がたてば解決できるものでもないこともまた事実。


そのために人間には理性だとか感情だとか、コントロールする能力があるんでしょうけど。


何とも言えないこの感覚がある意味「人間らしい」のかも。


もつ鍋を食べながら、楽しい時間を過ごすことができました!