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どもども〜!
ますみんです
今日は親子入院のお話の続きです
長男くんが
生後11ヶ月の頃
初めて
訪れた1ヶ月の親子入院
長男くんを抱いて
プレイルームに集合!
始まりの会のために
皆んなで輪になりました。
とうとう始まるんだぁ!
新しい環境、
ワクワクドキドキする
そこには
今回入院する親子13組
担当してくださる看護師さんたちや
リハビリの先生方
保育士の先生
これから1ヶ月関わってくださる
スタッフの方達が
いました。
始まりの会が始まりました。
まずは、その輪の中の面々を見て
夢中でダウン症の子を
探しました
他にいるかな。
ダウン症の子
色々聞きたい!リハビリのこと
生活のこと!
仲間を探す気持ちでした
全部で5組のダウン症親子発見!
めちゃくちゃ嬉しい〜
特に真向かいの子は長男くんと同じくらい
ママとも気が合いそう
絶対話すぞ〜
そんなワクワクしていた私ですが
ここで思いがけず
大きな
心の変化が起きたのです。
涙涙の自己紹介
それは順番に
自己紹介をしていくことに
なった時のこと。
それまで新しい環境に
心浮き立つような気持ちになっていた
私ですが…
一気に心がガタガタと形を
変え始めました。
1人目の子のママが自己紹介を
始めたときのことです。
「〇〇です。(ニコニコ)
…。
…。
涙が後から後から
出てきて言葉になりません。
〇〇という病気できました。」
それを見て一気に
私の涙もダダダダダーと
流れ落ちていました。
これまで
家で泣いてばかりいたこともあった私。
家族以外の
人前では泣いたことは
ありませんでした。
ダウン症と告知された時も
入院している長男くんを
お見舞いに行った時も
淡々と話を聞き、
なんなら笑顔でやりとりを
していました。
ひきつれてたかもしれないけど
心に蓋をして
やりこなしてきたのです。
元々感情を表に出しやすい私には
人生で初めての経験でした。
でも癒えたわけじゃない。
大丈夫なわけじゃない。
むしろ心はズダボロ…。
穴だらけ。
それに蓋をして目の前のことに
集中して
笑顔で過ごしていたのです。
1人になった車の中や家に帰って
泣きじゃくっていたことは多々ありました。
でも
この自己紹介でその蓋をポンっと
外されたようでした。
涙涙で誰1人
淡々と自己紹介できた人はいません。
私も
自分の番が回ってきた時には
嗚咽でしばらく声になりませんでした…
何も言ってない。
辛かったこと。
悲しかったこと。
悔しかったこと。
ただ子どもの名前を言って
子どもの病名を
言うくらいのものだったと
記憶しています。
それでも
その2つを言う時に溢れる感情。
その涙の奥のママの心がわかる。
その涙は
これまでママたちが感じてきた
悔しさや悲しさや
寂しさや…虚しさを
凝縮していたようでした。
ここにいる皆んな
障がい児のママだから
出せた涙だったと思います。
きっと健常児の親子が1組でも
いたら蓋は外れなかったと思う
もちろん同じ人、同じ境遇の人は
1人もいないけど
感じ方もそれぞれだけど
間違いなく
私たちは
運命と向き合ってる戦士でした。
また明日

商品と出会えますように

